目が覚めたら、知らない部屋に居た。
コの字型に並べられた長机には、備え付けの椅子が設置されており、さながらどこかの会議室を連想させた。
いや、実際会議室なのだろう、机の正面には大きなホワイトボードまで用意されている。
不可解な事に、俺の格
好は上下ともスウェットという寝た時のままの姿であり、とてもではないが外出できるような服装ではない。
そして、会議室には俺と同様に寝巻姿の男女が、長机に突っ伏すように眠っていた。
一体、俺の身に何が起きたのか……?
訳が分からないまま辺りを観察していると、ホワイトボードに大きく文字が書かれている事に気が付いた。
『おぱんつ会議』と。
――今ここに、想像を絶するデスゲームが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 10:38:27
13927文字
会話率:32%