『透明人間』『テレパシー』『予知能力』
あらゆる「超常の力」は、実は現実世界の「個性」の延長に過ぎない。
『影が薄い』『空気を読む』『勘がいい』
こんな具合に。
これは、少しだけ行きすぎた個性が存在する世界に生きる、僕たちの物語
だ。
【シリーズ】
Case 1 真昼の幽霊ちゃん
サークルの新入生勧誘合戦で盛り上がる大学に、とある情報が駆け巡る。 「幽霊が出た」と。 自分の意見を持たない中立人間の黛ましろは、所属する将棋部の面々に流される形で「身体が消えてしまう個性」だという幽霊ちゃんのお悩み相談に乗り出す。 でも、幽霊ちゃんは色んな意味で厄介な人物だった。 そしてましろの前には、『ミカタ屋』と名乗って人助けする不思議な女性が現れる。
▼並行してエブリスタへの投稿を始めました。
▼作者の趣味で、たまに挿し絵が入ります。
▼慣れないスマホのキーボードで打っているので、誤字脱字が異様に多いと思います。 もし見つけたらご指摘いただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 19:42:04
103530文字
会話率:30%