私の名は八十神晃守。
太陽系第三惑星地球、東の一大国家“大旭東帝國”に住む一市民に過ぎなかった男だ。
『なかった』というのも二年前、友人らと遊びに出かけた先にて私は不条理に瀕した、否、きっと気付いたのがそれからであっただけでその前から
そうだったのだろう。
様々な極地に際して私が気付いたのは、私は人間ではなく、私の幼馴染も親友も、その親友の妹でさえ人間どころか生物ではなかったということだ。
以来私はこの体と世界の謎、そして帝國の安寧の為“第十機関”で日夜暗躍している。
これはその機関の知られざる記録である。
感想あらば作者は狂い悶えます。喜びで。
あと、基本的に週一ペースで進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 10:00:00
61556文字
会話率:52%