「悪女エステル・オブラン。俺と結婚しろ」
初対面で美貌の侯爵に言い放たれた言葉、二つ返事のお父様、夜会に引きずり出されただけの引きこもり魔法陣オタクのこの私。
……はて、悪女とは?ちょっと、お父様?妹が私の名を騙ってたって何ですか?離縁さ
れたら私の研究資料が燃える!?って冗談じゃない!!
悪女じゃないと離縁イコールお宝(研究資料)焼却と思い込んだ主人公と、冷遇する気で悪女を求めたら何か変なのが来ちゃった侯爵の話。
書き溜めは7話くらいまで。全体はそんなに長くない予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 00:00:00
169666文字
会話率:41%
立花京はスターダムの階段を駆け上がろうとした。
それが許される全てを彼女は持っていた。
彼女の道に踏み入れることができる人間はいない。
ーーそのはずだった。
彼女の道と交錯した、とある女性の闇は深く。
ひと知れず生まれた小さな渦は
、二人の道を大きく歪ませる。
焦燥と、狂気と、傲慢と。
蝕む全ては、彼女の糧に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 11:22:48
44390文字
会話率:41%