正義のために悪を倒す
それだけがヒーローではないと思います
誰かを笑顔に
誰かに勇気を
それだけでその人にとっての『ヒーロー』ではないでしょうか
例えその姿が不格好でも
最終更新:2024-11-09 12:20:26
1204文字
会話率:22%
『人にはそれぞれ物語があって、その人にとってのヒーロー、あるいはヒロインが必ず登場する』
そんな感じのことを、どこかの本で読んだ気がする。
それで言うなら、”彼”が私の物語のヒーローだ。
放課後は文芸部の部室として使われている二ー四
の教室、その窓際の席で。
夕焼け空を背景に彼はよく本を読んでいる。
直接話すことはあまり無いのだけれど、友人曰く、『好きな人に恋愛対象として見られていない残念なお人好し』だそうだ。
確かにそうかもしれない。
彼に相談を持ち掛ける子は、男女問わず多い。そしてその全員が、彼以外の誰かが一番好きなんだ。きっと二番目も三番目も、別の誰か。
それでも彼に相談に来るのは、どの集団にも属さない彼の立ち位置だけが理由ではないだろう。
真面目で、物静かで。けれどとても感情豊かで、優しい心を持っている人。
もちろん、顔がいいとか、そういうところも、なくはない。
それはともかく。
私は、そんな彼が好きだ。
今まで曖昧に好きになった人なんて何人もいたし、付き合った人も何人かいたけれど、ここまで真っ直ぐに一人の人のことを好きだと思えたことは、思えば初めてだった。
……でも、彼の視線の先に、私はいない。
いたとしても、クラスメイトか同じ部活の人、程度の認識だろう。
前に一度、部室に彼と私の二人しかいなかった時があった。
その時に、私は聞いてしまった。
彼には、好きな人がいること。
そしてそれは、私ではないこと。
私の恋は、叶わないこと。
そして彼の恋もまた、叶わないこと。
できることなら、私がその子の代わりになって、彼の傍にいたい。
……でも、それはできない。
だって。
今の私だから。彼とって、そういう話も気兼ねなく話せる相手だから、私は此処にいられるんだ。
私は今の関係を壊したくない。
だから私は、ヒロインにはなれない。
小説の表紙に描かれることは無く、漫画のラストページに一枚絵として彼と並ぶのも、私じゃない。
それでも。それでもいいから私は、彼の傍にいたいのだ。
だから、そう。
これは、ヒロインになれなかった私の話だ。
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最終更新:2024-09-08 17:59:08
845文字
会話率:4%
普通とは人によって違うもの。
その人にとっての普通は誰かにとっては
普通ではない。
貴方の普通はーーー?
最終更新:2021-06-03 21:49:57
861文字
会話率:0%
『転生神』とは、前世に未練を持って彷徨う者を助け、導く者。
ある日、少年は転生神として目覚める。補佐官、家事係、護衛役がそんな小さな転生神を支える。
転生神たちは今日も迷える死者たちの未練ある人生を一緒に振り返って転生させていく。
「
――人生は必ずしもハッピーエンドで終わらない。でも、バッドエンドの先で見つけたものは、その人にとっての真のハッピーエンドだ」
これは、『転生神』である少年の記録を綴った物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 19:00:00
80158文字
会話率:55%
初恋、それはその人にとっての最初の恋。
あなたの最初の恋はどんな感じでしたか?
最終更新:2019-12-27 03:26:37
741文字
会話率:38%
ふと、一つだけレビュー書いてる人ってどんな人かな? と気になって覗いてみた。(ユーザを条件検索できる)
普段レビューを書かない読者が、思わずレビュー書いて人に勧めちゃうほど、その人にとっての名作に出会ったんでしょうか? それとも、なろう
会員になったばかりの読者が、感想とレビューの入力欄を間違えちゃったんでしょうか? ワクワクしながら見てみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 07:15:51
1290文字
会話率:0%
普通とは一般的とは違う。
普通とはその人にとっての
その人だけに当てはまることだと思います。
だから人によって普通が違う。
そんな単純なことです。
キーワード:
最終更新:2018-05-21 18:37:54
203文字
会話率:0%
天国。
地獄。
それらは人間が勝手に名づけたモノである。
神様は本質に合わせ、階層を用意しています。
そう、気持ちよく死後も皆が幸せにいられるように。
そこがどんなに・・悲鳴が聞こえる場所であってもです。
神「いや、だってお前
の本質はそこと同じ色だもの・・本当は嬉しいんでしょ?分かってるって(笑)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 22:39:32
1825文字
会話率:2%
人の悩みなんてものそれぞれです、「そんな程度」 何て思っちゃダメですよ、「その人が今経験している感覚こそがまさにその人にとっての感覚」であり、他人がなんといっていようと「その人が辛いと思えばそれは辛いこと」なんですから
最終更新:2016-02-14 22:23:00
665文字
会話率:0%
その人にとっての孤独はその人にしか味わえない。
7人の主人公がそれぞれ抱えた孤独は、どんなものだったのか。
Einsankeitは短篇集となっていて全7話でまとめるつもりです。
今回分は完全に前座のみとなっています。
「孤独」をテーマに書
いているので雰囲気暗めな話になるかとおもいます。人じゃないのもでてきます。
気長にお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 14:43:26
448文字
会話率:5%
天使とはどういうもので、悪魔とはどういうものなのか。
善意を振り撒くのが天使? 悪意を振り撒くのが悪魔?
そうではなく、その人にとっての見方で天使は悪魔にもなり悪魔は天使にもなる。
これは天使を目撃したある一人の少女の話。その人生の間際の
煌めき。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-10-29 12:37:40
1143文字
会話率:6%