――わたしはただの善意で、人助けをしているわけじゃないんですよ。
――お前を守る為に剣を握る。
あるひとつの願いを叶える為、人助けに励む主人公クレア。
クレアはある日、勇者パーティーから追放された神官を助ける事になる。
それが切欠で大
神殿に身を寄せる事になったのだが、その神殿で奉られている女神の一声で、クレアには護衛がつく事に。
その護衛はクレアに惹かれ、外堀をしっかりと埋めていくのだけれど、クレアはそれに気付かずに、今日も今日とて人助け。
そしてクレアがそんな毎日を過ごす中で、彼女は人魔戦争や神々の思惑に巻き込まれ、誰も気付かない世界の危機に直面する。
暗躍する勇者、クレアの命を狙う天使、そして沈黙を守る月の女神。
彼女が救うものとは――
彼女の耳に届く声とは――
鈍感主人公と超人護衛のじれじれっとした恋物語。
※残酷描写、流血表現が多少あります。
※毎日7時更新です、宜しくお願いします。
※旧題『空間系能力に特化したので、今日も今日とて人助け!』
※カクヨムでも投稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 20:00:00
364125文字
会話率:48%