山田真美子は小学校6年生の時に、突然、父親を脳梗塞で亡くした過去を持っていた。
亡くなった父親の口癖が、生きる事に失望する事、それは生命に対してもっとも失礼な事、だからお父さんは生命あるがぎり、やりたいことは全部やるが口癖だった。
やりたい
ことは全部やる、その口癖が、いつしか山田真美子の生きる原動力になっていた。
そして、山田真美子が高等学校に入学後、白血病との戦いから逃げてバイオリンに、のめり込む上級生の音野響と高等学校の屋上で出会う。
生きる希望を捨てた音野響に、お弁当を一緒に食べようとコミュニケーションを試みるが、拒絶をされてしまう、その後、音野響の主治医の余命宣告が現実となってしまう・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 20:32:22
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