人生でミステリー映画を見なかった無駄な深読みマンが、ミステリー映画を見たらどうなるか。
そして、映画館という暗闇の密室で、観客がおっさん2人(しかも謎に席が近い)だった場合どうなるのかを書き殴りました。
最終更新:2024-02-29 01:10:30
1837文字
会話率:5%
いち、ならず者は格あるべし
に、ならず者は髭を生やすべし
さん、ならず者は新人教育をすべし────
突如異世界でならず者として目を覚ましたひきこもりニートの前田健。近くに居合わせた子分のおっさん2人を引き連れ、することといえば新人教育。充実
した日々を過ごしていたが、ある日の些細なきっかけで夢ができる。
夢は一攫千金ハーレムの酒池肉林!なにが無謀?なにが野蛮?俺らが良ければそれでいい!
男達は野望を抱え、今日も今日とて旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 05:13:33
8955文字
会話率:34%
月夜の晩をねらい、見知った屋敷の馴染みの部屋へ訪れた。
寝室や居間より書斎にいる確率が高いと踏んだ。
正解だった。
目的の人物は、いつも通り辛気臭い顔で書見台の前にいた。いい歳した男が部屋で1人にこやかにしていても気持ち悪いが、あいつは機
嫌がいいときであっても同じ顔だ。
窓越しに眺めていたら、こちらの気配に気づいていたようで、合わさった視線に合図を送ると、錠が開けられた。
年甲斐もなく窓から進入するのに呆れた目で見られたが、表から堂々と入るわけにもいくまい。
人知れず話したいことがあるのだ。
わざわざ話すのは興醒めだとは分かっている。それでもどうしても直接会って話をしたかったのだ。
無粋なのは重々承知。その代わりといっては何だが実家の貯蔵庫を漁り、父親のとっておきの酒を奪ってきた。
長年、大切に仕舞い込まれたとっておきの古酒だ。めったに飲めるものではない。少しだけ気分が上がった。
さて、どうやって話を切り出そうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 12:00:00
5370文字
会話率:17%