「あなたは一つしかスキルを持っていない、神から見ればとてもつまらない人生を送るわ」
「えっ!?」 つまりそれって......
「そう。あなたは巻き込まれただけの一般人ってこと」
まじか......あれ?今心を読まれた。
「こちらの
ミスでもあるからね、特別配慮としてあなたにチャンスをあげるわ」
チャンスとは一体なんだろう。
「えーと、どういうことですか?」
「つまり、これからスキルガチャを引き、辛いが幸せを目指せる。幸せへの道を歩める人生を選択するか、それともスキルを持たずにつまらない人生を送るか、好きな方を選びなさい」
偉ぶった言い方ではなく神々しさを感じさせる言い方で女神様は俺にそう言った。
俺はここから変わるんだ。自分の道は自分で決めてやる!
「俺は、スキルガチャをーー」
俺の幸せを目指す人生はここから始まった。
「そっちのが面白そうだし」
女神様がこっそりそう言ったのを俺は聞き取れていなかった……
一人の一般人がした小さな選択。それがこの世界にどんな影響を与えるかは女神でさえもわからない。
◇◇◇
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文字数10万字突破しました。まだまだ初心者ですが、これからもよろしくお願いします!
100000pvを突破しました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 02:25:14
242300文字
会話率:32%
サラリーマン35歳までの前世を持って、共和国の周辺にある小さな村へ転生した。その男の子は無痛症を患っており、髪は魔族の色と同義とされている黒色だった。普通ならその黒髪を持つレイクに嫌悪を持たれてしまうが、小さな村はその迷信を信じておら
ず、優しい両親に育てられ、すくすくと元気に育っていく。
12歳になったレイクは、あと三日で成人の儀式を行って自分の加護を得られる筈だったが――――、帝国の兵士が攻めてきた。しかも、後から知ったことで、共和国は戦争の時期を遅らせる為に、小さな村は見捨てられて生贄にされた。
珍しい黒髪を持っているレイク以外は皆、殺され――――レイクは帝国の研究所へ送られてしまう。実験体として、ある薬のせいで黒かった髪は白く変色し、役立たずの魔法を手にしてしまう。
その役立たずだと言われていた魔法だが、レイクにとっては救いの魔法になっていた。その力を使い、見捨てた共和国、襲ってきた帝国へ復讐をしようと、自分の道を進む――――
※いつかハーレムになるかも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 20:56:45
49223文字
会話率:66%