“テキトーに生きること”を美学に謳う少年の名はレイ・ストーリー。
そんな彼は転生者であり、女神から『絵本の作者』という祝福を授かっていた。
曰く、文章力と画力が優れているとのこと。
そこで彼は考えた。
【Question】
人生の
美学を磨きつつ祝福を1ミリ未満生かす方法は?
【Answer 】
自分の考えた物語を、現実に描く。
てなわけで、現在進行形で物語を描きつつ自身の物語をプレイしていく。
時に作者として物語を傍観プレイ。
時に登場人物Aとして物語に介入プレイ。
時にナレーターとして物語を導きプレイ。
少年はいくつものキャラをテキトーにかつそつなくこなし、いつしか彼の描く物語は、世界の物語となっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:07:58
18105文字
会話率:26%