大正ロマン風小説。そこは日ノ本。妖怪ともモノノケとも呼ばれ続けた隠叉(オニ)と人が古来より共存する島国。時代は彼らの首都の名称が、東の京(みやこ)・江戸から帝都・東京に移り変わろうとしている頃。時代に抗う者たちが居た。彼らは変わることを嫌が
った。彼らは異人の参入を嫌がった。そして彼らは力を求めた。お上が勝手に決めた不条理な条約に反抗する力を―――。日ノ本に住む彼らは士族と華族、平民に別れた。一部は隠叉と契約して力と富と繁栄を得た。だが、繁栄の裏では影がある。これはそんな影に生きる者たちのお話。長い長いお話の前のちょっとしたお話。演目は『月の兎奇譚』、だった哉? 日ノ本の何処かに住んでいた薬師とその妻が出会った不思議のお話。彼らと影に生きるモノとの出会いの話。どうぞ、気になったのなら手に取ってみてくださいまし。以後、よしなに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 16:11:53
8460文字
会話率:30%
俺の婚約者は『月の兎』の血をついでいる美少女・・俺と彼女は互いに距離をとってしまう、だけど・・俺は彼女を嫌いだと思っていない・・むしろ、愛してると言ってもいいくらい惚れている・・ハク、お前も俺を好きだと信じていいんだよな?
この作品は『太
陽に憧れる兎』の会長視点になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-06 01:29:35
9983文字
会話率:59%
『月の兎』の血をひく半妖の私の婚約者は『ヤタガラス』の血をひく半妖のイケメン
私は彼を愛してはいけない恋してはいけない
それが不幸になると知っているから
それでも私は彼の側にいる・・彼が好きだから、駄目だとわかっていても愛してるから・・
だから・・どうか私を貴方の側にいさせてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-29 18:04:42
7463文字
会話率:54%