42歳で独身の小早川桜子は、職場の退職者送別会の後で、その定年退職者とは初めてラブホテルに行く。バイアグラを服用したその男は心臓の発作で呼吸を止めるが、桜子が心臓マッサージと人工呼吸をして生き返らせる。その謝礼としてバイアグラをせしめる。
後日、10年以上交際している不倫相手とラブホテルに行った桜子は、衰えを気にしているカレに「友人からもらった」と嘘をついてバイアグラを差し出す。大いに盛り上がって部屋から出たところ、隣室のドアが開いて中年カップルと鉢合わせする。
*この短編は、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』のものと同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 20:17:19
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