春日井光太郎は死者だ。
社会に倦み疲れた彼は、隠棲を続けている。
そこに、家を追い出された甥がやってきた。
けれど、その姿は、どうみても少女のもので。そのカタチが、周りの目を曇らせていた。
これは一人の少年が恋を知るまでの物語。
ほんの少
しすれ違って、きちんと触れ合うまでの物語。
※当作品はpixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-16 17:00:00
34708文字
会話率:46%
小さな花壇を巡る騒動も収束し、起陽と逢花のココロにも平穏が訪れた。
新たに作られた小さな花壇の前では、様々な人々がささやかな癒しにココロを和ませる。
起陽と逢花、それに小さな遥花を交えた三人も、愛らしい花々を前に、笑顔の花を咲かせていた
。
そんな三人の元へ、不意に現れる闖入者。
起陽へ親しげに語りかける少女。
面白くない逢花と、不安げな遥花。
そして、何故か表情を曇らせる起陽。
少女と起陽の関係は? 二人の過去に何があったのか?
波乱の予感と共に、夏の盛りが訪れる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-11 09:42:52
41221文字
会話率:37%
「空太、さんぽに行こう」そう笑う、彼女の強い顔が好きだった。
だが、大好きな美空ちゃんに彼氏が出来た。けれど、あいつは彼女の笑顔を曇らせる、ぼくはあいつが大っきらいだ。※少しだけ、あらすじ変更しました。
最終更新:2011-07-04 00:00:00
935文字
会話率:30%