ある夜、見知らぬ少女に鎌を突き立てられた――。目が覚めたのか夢なのか、はっきりとしないままに主人公・朔一(高二)は夜空を飛んでいた。それも口と両手を拘束された格好で・・・。
気付けば自分は『真っ白な存在』に近付きつつあり、言葉通り真っ白な姿
に変わっていた。しかも鬼霊と呼ばれる怪物の餌食になるという現状に、仕方なく、その原因を取り出そうとする少女・澄羽子に協力する形で元に戻る方法を探し始めるが、次第に自分の巻き込まれた状況を知らされ、同時に深みに嵌まって行くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 02:01:14
110839文字
会話率:43%
「ああ、母さん? 俺だよ、俺」
オレオレ詐欺の常套句を吐く。
男にはこの詐欺が上手く行く確証があった。何故ならば、もうすでに三度も「母さん」を騙しているのだから。彼女は認知症であり、短期間の記憶があいまいで、騙されたことにすら気付かない
。彼女は男のような詐欺師にとって、格好の餌食なのだ。
この「母さん」は、ある詐欺師の男によって与えられたものだ。
その男は、この家をターゲットにすれば必ず成功すると言った。
そして事実成功した。
何故彼は甘い蜜を人に分け与えたのか。男は疑問に思ったが、一度得た甘い蜜の味を忘れられない。
蜜を追い求めた男は、黒い地下室へ誘われることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7959文字
会話率:33%
耳鳴りが人から人へ次々と感染していく。
最後に耳鳴りの餌食になったのは・・・。
最終更新:2010-06-14 19:42:48
505文字
会話率:60%
これは不思議な悪魔がもたらした不思議な話。
これから次々と犠牲になっていく人々。
さぁ、あなたも不思議な悪魔の餌食となる……
最終更新:2010-04-15 21:44:55
527文字
会話率:38%
中学生活最後の夏休み,見事に補習の餌食となった亮平。自分とは対照的な幼馴染みの瑞希。その距離を埋めるのは『成績』ではなくて…。
最終更新:2006-08-20 00:16:36
9939文字
会話率:30%