ある夜、見知らぬ少女に鎌を突き立てられた――。目が覚めたのか夢なのか、はっきりとしないままに主人公・朔一(高二)は夜空を飛んでいた。それも口と両手を拘束された格好で・・・。
気付けば自分は『真っ白な存在』に近付きつつあり、言葉通り真っ白な姿
に変わっていた。しかも鬼霊と呼ばれる怪物の餌食になるという現状に、仕方なく、その原因を取り出そうとする少女・澄羽子に協力する形で元に戻る方法を探し始めるが、次第に自分の巻き込まれた状況を知らされ、同時に深みに嵌まって行くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 02:01:14
110839文字
会話率:43%