空を流れる雲を眺めながら
最終更新:2010-11-14 13:49:19
207文字
会話率:15%
開かずのドアが開いた時、招かれたのは不可思議な場所。夢か真か、揺蕩うように移ろう一夜の出来事。
前・中・後編の三話完結。
作中、史実に触れそうな箇所もありますが、完全フィクションだと思ってお楽しみください。※念のためR15指定ですが触れるの
は後編のみ、ちょこちょこ程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-16 22:21:43
6892文字
会話率:41%
僕は殺され続ける。死は終わりじゃない。何度も何度も僕は姉さんに殺され続ける。僕が彼女を愛するまで、たぶん何かの奇跡でそうなったとしても、僕はずっとこのまま止まり続ける。ここは永遠。街は何も変わらない。新しいニュースをテレビが運んでくれるのに
、ここには僕らしかいない。四季は移ろうのに僕の背は変わらない。悪魔が言う。ここは未完の物語。生まれ変わりもない。自分が自分のまま……何度も何度も繰り返す、輪廻の止まった世界だと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-26 07:46:22
14994文字
会話率:49%
「冷たい戦争」と呼ばれた1980年代を過ぎ、大国・日本が向かう先とは、いったいどこか。かつて世界三大海軍と呼ばれた帝国海軍の偉容を、勤勉ながらも愚直、ときに統帥権を振りかざして猛進した帝国陸軍の姿を、プロペラからジェットへと移ろう時期、陸軍
から「分家」した帝国空軍の勇姿を、私たち国民はどのような視点で見るべきなのか。「大東亜の警察」としての任務に、日本は疲れていないか。兵士一人一人の生き方、声を、ひとつずつ拾う旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-29 22:53:14
14953文字
会話率:38%