「人はどんな理由があっても人を殺してはならない」……それを説く立場にありながら、己の願いのために教えを破った神子。彼が囚われているのは永遠の檻。過去の自分が殺すのは、今の自分にとって大切な人。それを止めようと藻掻いても、自分は自分に殺される
。
不殺を説く聖教会にありながら、死刑執行を許可された聖十字軍諜報暗殺機関《運命の輪》。神子の真意も知らないまま、彼に付き従う二人の少女。世界平和のためにと彼女達はその手を罪に染めていく。
舞台は宗教国シャトランジア。本編カーネフェル編の舞台裏。本編ネタバレ真相編でありながら裏本編のネタバレも含む。不親切設計!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-03 21:51:27
61626文字
会話率:50%
自分は自分を嫌悪します。人の心がわからない自分を深く嫌悪します。自分の全てを拒絶しました。だから自分を仮面で隠して、誰にもわからないようにしました。もう、誰も仮面を破ることは出来ないでしょう。
※ノンフィクションで作者が本当に思ったこと
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-15 18:31:44
2037文字
会話率:3%
杜海斗(もりかいと)は双子の弟、杜陸也(もりりくや)にコンプレックスを抱いていたけれど、ある日偶然降りた街で出会った橘修二(たちばなしゅうじ)に、自分は自分のままでいいんじゃないかと告げられ、心が救われていく。
次第に惹かれていくのを止めら
れなくなっていった時、橘から告白された。
嬉しくなって付き合い始めたけれど、橘と陸也が以前からの知り合いで、橘が昔陸也の事を好きだと知ってしまった海斗は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-18 01:11:34
32285文字
会話率:40%
ある日突然、交通事故に遭った少年。目覚めたとき、彼は記憶を失くしていた。自分は自分なのに、自分ではない。自分は自分であるという証を、ひとつずつ見つけ出していく。
最終更新:2007-12-12 18:20:54
12140文字
会話率:41%