あれ、ここどこ?ていうか私、赤ん坊になってない?死んだ少女が赤ん坊に逆戻りして、弟を助けたりお隣りのお兄ちゃんと恋をしたりして一回目と違う人生をおくる話。
最終更新:2011-07-26 10:00:00
304451文字
会話率:59%
家の近くの交差点で、事故が起きたらしい。
一人の少女が亡くなったと、ニュースで言っていた。
朝から憂鬱になる話だと思いながら、学校へ行くため家を出る。
――そこで僕は、事故で死んだ少女と出会った。
最終更新:2011-01-27 22:05:20
14025文字
会話率:9%
松原陽佑の仕事シリーズです。
おそらくファンタジーになると思います。
登場人物はやる気のない男性と一回死んだ少女。
二人は何かの縁によって引き寄せられます。
無気力で自堕落で将来に対して希望も夢もなく自分の事を空っぽだと思っている若い主人
公。
何をやるべきか、何がやりたいのか、自由だからこそツライ悩みって言うのがきっとあるだと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-05 15:23:11
5968文字
会話率:14%
しがない高校生、日向|《ひなた》瞳|《あきら》は一般的で、普通で、凡人に位置づけられる高校生だった。
目立つわけでもなく、普通に友人と談笑をかわし、普通に部活動に精を出し、たまにはダラけ、一般の高校生と変わらず可愛い女の子に興味を持つ、そん
なまったく特色を持たない高校生。
唯一人と違う点があるとするならば、彼は『妄想』という行動に酷く卓越していた。
彼は妄想をこよなく愛し、自分の意のままに変わる世界を楽しみ、そして日常の「自分の思い通りには決してならない」世界に戻っていく。
彼の妄想力は具体的で、現実からおおよそ離れた設定ではなかったが、それでも現実の彼が置かれた設定とは程遠かった。
ある日、妄想の中で、一人の少女が死んだ。
次の日、その少女は、瞳の目の前で死んだ。
彼はそんな事は望まなかった。しかし、脳内の世界は、瞳の希望とは裏腹にひとり何処かへ歩いていってしまう。
妄想が、彼の理想を引き千切って、現実世界を描き始めている。
何故妄想と現実がリンクし始めているのか、瞳には分からなかった。
作家の手を離れて、キャラクターが勝手に動き出すように。
既に、彼の頭の中の希望の世界は、彼のものではなくなっていた。
そんな中、彼の元と尋ねてきた一人の少女がいた。
その少女は、死んだ少女の妹だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-30 17:24:35
14338文字
会話率:21%