「そなたの護衛は謹慎させる」
「そ、そんな殿下、彼らは悪くありません! 私が抜け道を使って勝手に出たのです」
「わかっている。……そのほうが優しいそなたは堪えるからな」
そんなわけで、出世街道まっしぐらだった近衛騎士の俺は謹慎することになり
ました。おかげで実家からは勘当され、婚約者とも破談です。
つーか抜け道なんかある部屋に、んな女を閉じ込めんなよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-25 15:38:47
6755文字
会話率:16%
出世街道まっしぐらの恋愛につかれた教授。
その教授の部屋に居候する猫のような女子大生。
2人の甘くない生活。
最終更新:2011-10-22 16:37:26
1301文字
会話率:30%
エリート商社マンの田野倉 賢一は才能とも言える向上心で出世街道を駆け上っていた。 ちょうどその頃、ある女性と出会う。
その時から、一転して賢一の転落人生が始まる。
そんな折、ふとしたことから一人の男と知り合いその男から「貴方の記憶を売りま
せんか?」と持ちかけられる。
思い悩んだ末に賢一の出した答えは、......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-02 14:02:10
4689文字
会話率:18%
エンヴォナローラ家は代々マフィアの家柄。跡取り息子として英才教育を受けたトトは出世街道驀進中だったが、代替わりした若いボスの不興をかって14歳ながら謹慎中の身となった。腐っても鯛?バカヤロー、腐ったもんはきちんと捨てろ!そんなトトがなけなし
の博愛精神で拾った子供をなんとかかんとか育てていく話です。
※架空の国の話です。
※恋愛色は最初のうち(ヒロインが幼いうち)はほぼ無です。
※少年漫画程度の残虐シーン・残虐を好む人間は予告なく出てきます。お気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-19 00:08:17
11987文字
会話率:39%
平安時代中期、宮中は藤原家と学者派の二派が勢力争いを繰り広げていた。陽成天皇は親友藤原時平とともに民衆の苦しい暮らしを目の当たりにし、今の政治が誤っていると確信。学者派とともに律令に基づいた天皇親政を目指し、時平の父である太政大臣藤原基経
を追放する。だが、基経抜きの学者派による政治は国中を混乱に導き、陽成天皇は精神的に追い詰められ、復帰した基経によって退位させられる。
父の威光を受けた時平は出世街道を歩みながら陽成上皇の帝位復帰を模索する。だが、新たな天皇となったのはかつて陽成天皇の臣下であった宇多天皇こと源定省。時平は陽成上皇を支援したため学者派の巣くう宮中で孤立するが、父基経に与えられた「阿衡」の文字を皮切りに宮中から学者派を追放することに成功する。
学者派を失った宇多天皇は新たな側近として菅原道真を抜擢する。だが、道真も陽成上皇支持を表明。これにより学者派は道真に深い怒りを見せるようになる。
基経の死により新政を始めようとした宇多天皇に新羅軍来襲の報が届く。時平は武士を九州に派遣し、道真は遣唐使として唐に出向き、新羅への軍事侵攻を要請しようとする。新羅が撤退したことで道真の唐行きは白紙となるが新羅との対立は続き、道真は最前線に立つため自分を九州に遣わすよう提言。また、国難に何もでずにいた宇多天皇は失意から退位を告げる。時平はその両方に猛反発するが、宇多天皇は退位した上に出家し、道真は辞表を出して九州へと出向き客死した。
ただ一人宮中に残った時平は財政再建と奴隷制廃止を進める。それは結果を出したが寺院勢力を敵に回し、道真の怨霊という噂が広まることとなる。
時平の三八歳での死は道真の呪いのせいとされ、道真の怨霊の噂が消えるのはそれから百年を要した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 11:39:46
95378文字
会話率:22%