舞台は中世フランス。片田舎に住む青年・ロランは、画家志望でいつも草の上にカンバスを広げていた。彼は吹き抜ける風の匂い、生い茂る草原の肌触りを描く。その絵達を馬車で約1時間かけて市街に売りに行っていた。
彼の夢を応援する美しい恋人・アンドレ
。幼馴染の彼女はロランを心から愛していた。そんな中、ロランが売りに出た先で遂に初めて絵が売れる。絵を買ってくれたのは資産家であり貴族・ジュスタン・ド・ボーマルシェだった。
彼は莫大な富と画家としての立ち位置を手に入れる。幸せな人生がこれで送れる。そう思っていた。その時は―――。
※知人の劇団で、舞台用にアレンジして公演を行っております。
※多少不適切な性描写を含むかと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 19:22:13
57204文字
会話率:55%
販売員は私の天職だと思う。口八丁手八丁、知識駆使して勧めますよ♪ それでさ。いいよね、買ってくれたお客様が笑顔になってくれたらさ。それがたとえ、全く知りもしない、ほんとーっに関係もない世界の人だったとしても。突然異世界に飛ばされてみたものの
、なんの役目もなっしんぐーな主人公の、異世界行商物語。不定期更新ですのであしからず!!異世界飛ぶまでが少し長いでーす←小声折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-07 20:03:02
53391文字
会話率:29%
マッチ売りの少女は、
ただマッチを買って欲しいだけだった。
一本でもいいから、買って欲しかった。
父に暴力を振られても、
大好きだったおばあさんが死んでも、
母が買ってくれた大切な靴を無くしても、
少女は懸命に生きていた。
しかし、彼女
は死んでしまった。
それは、なぜか?
これは、ただの御噺。
人が人を、ただ単に醜さを隠している、
そんな噺。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 14:35:07
6933文字
会話率:10%
あなたと出会い、あなたは僕を買ってくれた。
ささやかな二人の幸せな時間。大好きなあなたへ僕からの唯一のプレゼント。
静かで優しいお話です。
※他サイトから転載です。
最終更新:2012-12-20 16:42:20
2145文字
会話率:14%
彼は、売れ残っていたわたしを買ってくれた。
その夜の約束をひとつ、キャンセルしてまでも。
あなたはわたしに水をくれる。わたしはただの観葉植物で、あなたが抱く女達を羨ましく見ているしかできないのだけれど。
だけど、誰よりもあなたを愛しています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-18 22:27:10
2894文字
会話率:22%
ミチタカとは、いわゆる恋人同士だった。ずっと前、私がもっと会いたいというと、ミチタカは私にそれを買ってくれた。これで寂しくないな、いつでも電話を掛けてこいと私に携帯電話をくれた。
最終更新:2006-08-05 03:59:31
1434文字
会話率:41%