言葉を代償に力を発揮する秘剣「もやのうち」。
姉は弟のため、己を削って刀を振るう。
最終更新:2010-09-28 22:32:03
4140文字
会話率:25%
江戸開府から180年余。円熟を迎えようとする町人文化と商業経済の発展に華やぐ都市。天候不順や大噴火による度重なる飢饉に喘ぐ農村。揺らぐ幕藩体制を懸命に支えようとする老中・田沼意次と盟友官僚達。これに対し、権勢のみを手中に収めようとする刑部卿
・徳川治斉の暗躍。混迷を深めてゆく世情と暗雲立ち込める政局を背景に、家康が黒田家へ託した秘書をめぐり、天命を負う若き剣者・新免右京之典へ次々と刺客が襲いかかる。“戦の無い安寧の世”と黒田家、そして自らの愛すべき人々の為に、奥義・秋月円命流の秘剣を縦横無尽に揮う右京之典が真っ直ぐに立ち向かう。爽やかなる眼と心を持つ眠れる若き剣者の永きに亘る戦いが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-23 00:03:22
46763文字
会話率:40%
とある夕暮れ、とある裏路地で起きた二人の男の諍い。
決着を付けたのは、『 龍尾返し 』と呼ばれる秘剣だった。
最終更新:2010-03-11 03:50:52
5476文字
会話率:4%
藩主の嫡男でありながら、大殿の意向に背き、とんでもない山奥の閑職に落とされた一弥。吹雪の中遭難中の美女を救助する。二人は恋仲になるが、それを知った上司らが、その女子を側女に差し出せと強要する。一弥は上司に果たし状を出し決闘となる。
最終更新:2007-03-15 19:13:45
26934文字
会話率:81%