あらゆる物質が沈んでいく雪の海。
その海の上に浮かび続けるには「流力素」(フルーエレン)を使った浮遊装置が必要だった。
人々は直径二百キロメートルの閉鎖階層国家の中で生まれ、育ち、そして高さ十五メートルの人型兵器「雪上剣闘機」に乗り、戦い
、死んでいった。
*このシリーズについて。
「雪海の剣闘機」シリーズは、二足歩行人型兵器が登場する、いわゆる「リアル系巨大ロボットもの」の物語ですが、主題は「あらゆる物質が沈んでしまう雪に覆われた世界と、その上に浮かぶ巨大構造物に住む人々を描く」ことです。
それゆえに「雪海の剣闘機」と題しながら、いわゆる巨大ロボットが出てこなかったり、出てきても背景としてほんの少ししか描写されない物語も含まれます。
タグに「ロボットシーン多」「ロボットシーン中」「ロボットシーン少」「ロボットシーン極少」「ロボットシーン無」と書きますので目安にしてください。
___情報___
series: 「雪海」シリーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 12:17:20
1461文字
会話率:0%
中国の本土に現れた謎の構造物。異世界の遺構と噂される中、繰り返される偵察飛行のそのとき……
最終更新:2016-10-02 09:20:05
7559文字
会話率:47%
誰が何のために創造したのかわからない十二の広大な迷宮――。
その迷宮により構成された星の名は「迷宮惑星」。
星の住民、ヒト型知的生命体「ビィ」は迷宮の中で生まれ、さまよい、いずこかへと消えていく。
彼らの前に立ちふさがるのは天敵たる虫型人
間「ヴァーミン」。
死闘の果てに見えるものは何か。
これは遥か彼方の宇宙に閃く命の光の物語――。
※ヒト型生命体ビィとその天敵ヴァーミンたちとの戦いを軸に、秘境探索、脱獄、冒険、レース、ホラー、サスペンス、成長…etcを各章ごとに描いていくオムニバス形式です。
各章はゆるやかにつながっていますが基本的に1話完結なので負担なく読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-05 07:00:00
431912文字
会話率:33%
巨大な構造物があった。それはあらゆる問いに答える究極のシステムだった。
システムは三つの独立したコンピューターから成り立っており、『入力』『思考』『出力』を分担して行う設計だった。
東方の伝承にある叡智の動物を範を取ったそれが、今まさ
に稼働し始めようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 23:45:49
1174文字
会話率:55%
2020年頃から定期的に起きる若者の集団失踪「神隠し」。
その陰には同時期から世界各地の空中に出現した白い巨大な構造物・通称モノリスが関与していると言われていた。
さらに世界各地に様々な異能力を持った若者達が現れる。
ピーキーな分野に突出し
た能力。
どんな状況にも対応するマルチな能力。
彼らに話を聞けばその多くは口をそろえてこう言う。
「欲しかったのはこんな力じゃない。」
曰く自分たちは敗北者であると。
20xx年。
日本のK県Y市で新たな神隠しが起きた。
これは胸に様々な思いを秘めたある少年少女たちの戦いの物語。
現実に似た、けれどどこか違う「無人都市」に集められた彼らは、「何でも願いがかなう」というシンプルな報酬のために争いあう。
ある者は力強い体で。ある者は魔法のような力で。
与えられた「スキル」を武器に、あきらめない限り、彼らは何度でも立ち上がる。
※今のところ他の場所に掲載する予定はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-31 12:21:08
24457文字
会話率:11%
それは、この三次元宇宙においては時間的、空間的にほとんど脈絡なく点在する、落とし穴のごときものである。
それに落ちたものは通常、故郷の三次元世界で、姿を見かけられることは二度とない。
穴の奥に広がる、超銀河系規模に連結された宇宙の高次構造物
〈次元迷宮〉を永久にさまようのだ。──〈数多の恵まれたる者〉の一柱として。
← (´・ω・`) 「これじゃーキャッチーでないお。紹介文なんだし話の内容を、もっと具体的に書いたほうがええんでないの」とさる知人に指摘されたゆえ、ざっくばらんに書き加えると、これはコズミック・パワーを浴びた主人公たちが異世界に飛ばされ、血みどろゴリ押しマッチョアドベンチャーで現地の古代社会を征服したり、脳漿のようなものから生えたサイコ・ポリプでアカシック・レコードにアクセスして冒涜的な社会進化をうながしたり、身の毛もよだつ暗澹たる蛮地に狂気を湛えた太古の遺跡を探し求めたり、底知れぬ多次元宇宙の奈落より迫りくる避けがたい時空を超越した勢力と、足下の存在どもを蹴散らしながら闘争したり、想像を絶する無限の暗黒のかなたで夢見るままに待ちいたりする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 03:25:29
68934文字
会話率:47%
リヴァイアサン・ショック――かの大破壊により地表の大部分が海に没してなお人類は死滅しなかった。超大型浮体式構造物『方舟(MystArk)』を建造し、新たな世界法則に準じた文明を築き上げていた。本作はそんな方舟の都市のひとつ『プライムシティ
』に生きる人々が交差する近未来SF群像劇。
置き引きした鞄から出てきた爆弾に泡噴くフリーター、師匠の代わりに仕事受けたらロープ簀巻きで爆弾魔とご対面した魔女っ娘、愛する娘を救うため教会に悪魔を飼っている神父、電子メール全盛の未来世紀に伝書鳩を求める謎主婦、そしてそれらを繋ぐある失われた物語が、いま――
※自サイトと並行掲載。作者リンクより遷移可。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-07 20:20:49
308519文字
会話率:39%