ド田舎のクソ早い始発列車、そこは常に3人の猛者達の貸切状態だった。朝4時には起床、そして遊ぶ暇もなく就寝…。修行僧のような苦行を続ける彼らの間には、いつの間にか奇妙な結束力が生まれていた。だが所詮は他人、話しかけようなどと言う気は皆無。顔す
らめったに合わせない。そんな暗黙のルールの上に成り立つ異空間に、ある日突然新人ちゃんが加わり――…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-20 17:03:35
14625文字
会話率:15%
我々の住む世界とは異なる歴史を歩んだ世界の一つで、一人の坊主が立ち上がる。
荒んだ世の中と人々の心を正すため、世に蔓延る妖怪たちを退治するため。
今日も坊主は日夜世のため人のために戦う!
これはそんな一人の修行僧の愛と勇気の物語……だったら
よかったのにな。
※このお話はあくまでコメディーメインのファンタジーです。主人公に最強要素はあるものの、冒険や成長をメインにしたお話ではありません。あしあらず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-23 06:00:00
21297文字
会話率:44%
高知県西部、日本最後の清流として近年全国的にその名を知られた四万十川の上流に、湯がヌルヌルしておりその温泉成分の効能にも優れている、と地元でも評判の『松葉川温泉』がある。その源泉発見に纏わる地元の言い伝えを元に書き下ろした短編小説である。旅
の修行僧が、四万十川上流の渓谷の自然とそこに暮らす人びととのふれあいのなかで、人生とは何かを考える。
なおこの短編小説は、自己のブルグ(アメーバブルグ、ブルグ名『ふじとうさくしゅう』、ジャンル区分「エッセイ及び陶芸」)で2回に分けて投稿されたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-11 13:54:17
6522文字
会話率:55%
やあやあ、遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!我こそは誰あろう、サウロロフス王家の末裔、レジェナ・マルディールその人なるぞ!わたしの名はレジェナ。十数年前に滅び去った王国、サウロロフス王家の生き残り。御供は東洋から来た修行僧、美
形の大男マニ・ツェンガ。わたしが旅に出た理由?勿論、王国再興の為……というのはテテマエで、正直なところ__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-14 21:32:05
65954文字
会話率:43%