高知県西部、日本最後の清流として近年全国的にその名を知られた四万十川の上流に、湯がヌルヌルしておりその温泉成分の効能にも優れている、と地元でも評判の『松葉川温泉』がある。その源泉発見に纏わる地元の言い伝えを元に書き下ろした短編小説である。旅
の修行僧が、四万十川上流の渓谷の自然とそこに暮らす人びととのふれあいのなかで、人生とは何かを考える。
なおこの短編小説は、自己のブルグ(アメーバブルグ、ブルグ名『ふじとうさくしゅう』、ジャンル区分「エッセイ及び陶芸」)で2回に分けて投稿されたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-11 13:54:17
6522文字
会話率:55%