月が涙を流す夜。それは年に一度の月祭りの日。魂がハライソへと旅立つ日。
掟を破った二人の少年が体験した、少し不思議な夜のお話。
最終更新:2014-02-02 21:29:18
7267文字
会話率:27%
不思議な夜を旅したボクは現実の世界に戻っていた。
どこをどう戻ったのか、はっきりと思い出せない。
けれど「夜鳴鳥島」での記憶は確かに残り、ボクの中の何かを変えていた。
ようやく現実の時間の流れに、感覚が戻った頃のこと。
ボクは彼女に出会った
――。
柔らかな素材の白いスカートがよく似合う彼女。
そしてウサギ。
物語はまたボクを不思議な世界へと連れて行く。
今度は何をするのか、何が変わっていくのか。
「二十六夜の鳥~ボクとヤマネ~」の続編。
前作を読んでなくても理解できるように書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-12 21:22:11
796文字
会話率:16%
水のような話、という意味で水話(すいわ)。 普段の生活で目に付いた小さな不思議をどちらともなく持ち寄って、それを考察し架空のミステリを作り上げるというものだ。 京都大学の文芸サークル「檸檬」で知り合った夕靖と香住にはそんな風に共有した時間が
あった。彼女から呼び出されたのは木屋町の独特な居酒屋だった。――明白な事実ほど誤られやすいものはないよ。 不穏な種は拭えず、そんな言葉が頭に浮かぶ。 顔のない幽霊。犬の目線。串抜き穴。 重なり合う水話の波紋が、不思議な夜の終わりに、ひとつの結末を迎える。 青春ミステリを書きました。感想を頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-08 08:56:29
52327文字
会話率:54%
夏の不思議な夜の短編です。
最終更新:2012-08-09 11:45:01
1368文字
会話率:32%
郵便受けに見つけた、前の住人宛のはがき。
気まぐれにそれを届けようと思い立った先にあったのは日常から離れたような、けれどやさしい気持ちになる不思議な夜だった。
最終更新:2012-06-11 19:07:08
8577文字
会話率:37%
紀元前120年頃・・・ローマ領エメーリナ領主カイウスの子アリオスは民に慕われる青年だった、アリオスはこの村で野盗から村を守るべく自警団を結成していた。あるとき見回り中に一人の美しい黒髪の女性と出会う名前はグラビィア、彼女は不思議な力を持って
おり村でも有名な女性だった、アリオスは彼女に一目ぼれをしてしまう。
近隣でちょっとした事件がありグラビィアは領主に呼ばれる、その時ひょんな事からアリオスと結婚する事となる。
何ヶ月か経ってグラビィアの中に新しい命が芽生える、そして・・・出産間近になり、グラビィアはアリオスたちに神からお告げがあった事を言う
ある不思議な夜までは生まれない事と、名前はカムイと言うことを・・
数十日後のある夜それはやってきた不思議な夜が・・・
カイウス、アリオスは生まれて来る子カムイが神の子だと思いはじめる。
それから時がたち、カムイも成長し五歳の歳・・・ローマから使者が来る事をカムイは皆に言う・・・そして出迎えるためカイウス、アリオスは村の北へ向かう、ローマ兵一行らが村へ入ってくるその時突如、地震が起こる、そんなときローマ兵の隊長マニウスは馬車のロープが足に絡み絶体絶命の状態に・・その時カムイの隠された力が・・・急死に一生を得たマニウスは、領主の屋敷に招かれ、このエメーリナに来た訳とローマからの指令をカイウスらに告げる。
はたしてローマの指令とは?暖かく優しい時間が流れるこの村エメーリナにも次第に戦争の影が迫ってくる。
その中アリオスは決心し愛する妻と息子カムイと別れ自ら戦へと赴くのだった。
この物語はこんな時代から時を超え未来へと永遠とも思える時間の中で愛する人や仲間と出会い別れそして神までの道を歩む物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-12 20:49:13
35688文字
会話率:67%
少しだけ不思議な夜の世界を散歩する月とボクと、そして・・・
最終更新:2010-12-02 23:52:12
1925文字
会話率:46%
今夜も主人のドライブに付き合わされてる。だけど、いつもと違うのは、助手席に女が座ってることだ。とても不釣合いな二人だけど、一体どうなるんだろう?不思議な夜を描いた、ファンタジーな恋愛物です。
最終更新:2009-05-26 02:05:42
1791文字
会話率:51%
星空の綺麗な夜に、僕らの目の前に現れたのは不思議な赤電車だった。僕らは一生忘れない。あの不思議な夜を。
最終更新:2009-04-27 23:40:49
392文字
会話率:40%
貴族の娘システィーユは、足が不自由だった。過保護な父のもと、一日のほとんどを部屋で過ごす彼女にとって、窓から見える世界が全て。「翼があれば自由に飛んでいけるのに」と夢見るシスティーユ。そんなある日、流れ星にお願い事をしていると、1人の少年が
窓辺にあらわれて…。不思議な夜が明けるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-05-31 09:26:34
12756文字
会話率:32%