大学四年の夏休み。真子は一年ぶりに故郷に帰って来た。幼い頃から、幼なじみの啓と遊んでいた小さな村の神社。啓は今年の夏も、神社で真子を待っていてくれた。神社の裏山の小川で涼む二人。微かに吹く風の中、真子は呟く……。
最終更新:2006-07-19 00:09:20
3615文字
会話率:54%
手紙が欲しい……そう言った初めての君の我がままを、僕は叶えてあげる。君の喜ぶ顔が見たいから。不器用な僕の恋文を君はずっと待っていてくれるから、今日も僕はペンを執る。
最終更新:2005-08-22 18:49:01
1697文字
会話率:20%