「みてごらんみてごらん 元気な茎が夕暮れに伸びた
蕾ができたら水をやり だいじにだいじに咲かせましょう
千手岬の丘の上 宵闇に咲く可憐花」
とあるわらべ歌に興味を持った折崎香は、その歌の元である岬で、ある女の子と出会う…
最終更新:2010-09-11 10:51:38
6898文字
会話率:59%
暁の国。白昼、宵闇、黄昏に並ぶ四大帝国の一つ。
記憶喪失の青年、ノアはその帝都アルセルグの孤児院で一年前から働いていた。
ある日、彼がいつものように孤児院の手伝いをしていると、一人の帝国兵が孤児院へとやって来た。
「孤児院の子供が城
へもぐり込み、盗みを働いた。処罰の必要がある」と兵士は言った。そしてノアは、子供たちの代わりに禁固二十年の罪を背負うことになってしまう。
城の地下に投獄されたノアは、ある少女の声に導かれるように牢屋の隠し通路を見つける。隠し通路の奥には上へと続く長い長い階段。そして階段を上ったノアは、一人の物言わぬ少女と出会った。
この出会いを境に、止まっていた運命の歯車が回りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-23 22:46:17
1360文字
会話率:37%
昭和40年の夏
年に一度の夏祭りの、その日―――…
僕らは、【禁忌】を犯した。
――タタラレタのか、カナッタのか――?
うだる蜃気楼のなかで、
心地よい宵闇の風に、
僕らはたしかに、その、〝唄〟 を聞いていた。
最終更新:2010-04-04 17:40:43
558文字
会話率:0%
死ぬほど苦しいくらいが、最高に気持ちいい。【夏のホラー2009参加作品】
最終更新:2009-08-13 04:07:36
4492文字
会話率:24%
人々を明るく、時に弱く照らす満月。それは、全てのものを常に見守っている。人も、動物も、植物も。月明かりの下に起きる出来事は、月は、記憶している。そして今宵も、物語は語られる。誰かの手によって。不思議な短編を詰め込んだ、宵闇ダークファンタジー
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-05 23:34:45
29023文字
会話率:34%
眩い朝日と共に目覚め、深い宵闇と共に眠りに落ちる。それはヒトが生まれてから死ぬまで繰り返されていく生命の営み。朝が来て、夜が来る。誰もが疑わない不変の真理に、もしも、原初の由来があるとしたら。神話をルーツに世界創生を描いた、優しく切ない童話
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-05-22 22:22:43
10793文字
会話率:24%
青春のど真ん中を走る男の心の内の描写。悩み、考え、生きていく・・・。
最終更新:2007-01-06 04:18:41
796文字
会話率:0%