「お前たち、女子に勝ちたいか?」氷川矢琴の親友、有村要也は、クラスの全員に向けて問うたのだった。―――ここは、地獄だ。女子が自らの圧倒的多数を理由に、男子を蹂躙し続ける学校。女子達に校内での権利を全て握られ、少数の男子は校舎の隅にくすぶり続
けるしか無かった。……だが、このままで俺達が終わってたまるものか。男子たちは立ち上がった。今回の生徒会総選挙から、必ずや男子の生徒会長を輩出してみせる! どんな熾烈な戦いも乗り越えてみせる! そして目指すのだ、我が校における男子の復権を! ……いや勝てる気はしないけど!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-21 21:24:16
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会話率:38%
――また明日。お前たちと笑いながら再会できるのであれば、この命を懸ける。彼女が夢見た世界。それを守るために俺は戦うと決めた。【空の境界線】この空には人を隔てるものなど引かれていない。だけど、星の驚異と戦争に翻弄される少年たち。大切なモノを奪
われ、同時に大切なモノを奪ってしまった。彼らのキズナを断ち切ったのは悲痛な争い。もどかしいばかりの恋模様や友情。反逆者の汚名を着ようと祖国を守った愛国心や大切なモノを守るため命を賭する少女のココロ。沢山の“夢”がそこにある。抱いた想いは違えども、夢見たモノは誰もが同じ。彼らの夢は、手を伸ばせばそこにある――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-23 03:21:58
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会話率:25%