魔法によって自在に形を変える物質「念土」が発明された未来。五年前、テロリストのユイガによって恋人エシャを殺されたガシンは、塔都魔法士になって「魔界」に残されたエシャのデータと会うべく塔都へ向う。ガシンはエシャにそっくりな少女オンコや、ウカ
らを倒し、塔都魔法士試験の一次試験を突破する。
街でオンコと再会したガシンはオンコが師範代を務める道場のやっかいになり、二次試験用の大容量魔法具を探すが手に入らない。
二次試験前々日の夜、オンコ出身の念土製孤児院が崩壊し、病弱なキドが死ぬ。孤児院が崩壊したのは、魔法士が電波塔「塔都空樹」建設のため、念土徴収を行ったのが原因。怒ったオンコは抗議に行くが、責任者のメッシに返り討ちにされてしまう。孤児院の院長、エンリはガシンに大容量魔法具「銀盤」を託す。
二次試験当日。魔法長ハジャによって魔法士の本拠「魔法タワー」を案内されたガシンは、地下牢でユイガと再会する。ガシンから、メッシによる念土徴収を知らされたハジャはメッシを塔都空樹長から解任。ガシンとメッシは、最終試験の受験生と試験監として激突する。ガシンはメッシに逆転勝利するが、放った魔法が暴走し魔法タワーを破壊。地下牢のユイガは、追っ手のガシンを意識不明に追い込み、逃走してしまう。
ユイガは臨時空樹長キンキを倒し、塔都空樹を掌握。塔都全土に向けて、全市民が肉の体を捨て「魔界」内でデータとして生きる計画「魔界降臨」を発表する。
ガシンはユイガの野望を止めることができるだろうか。
(タイトル変更しました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 20:26:02
70700文字
会話率:43%
『先輩と――』
〈登場人物〉
・僕(三島 蒼=ミシマ アオ)
高校一年・一六歳
〝アナ研″平部員。童顔。
紅葉に惹かれて入部を決めたが、ボードゲームでは〝それなりに強い人″を体現するかのようなプレイをする。考えている事が顔に出やすい。
・先輩(双葉 紅葉=フタバ モミジ)
高校二年・一七歳
〝アナ研″部長。この物語のヒロイン。
「楽しまなければ人生じゃない!」という座右の銘の下、傍若無人に振る舞う。色々ハイスペックで、医者の子、ハリウッド女優の娘、東大主席の妹という噂がささやかれている。ちなみに全て事実。ゲーム部最強。
・イヴ=ウイスタリア(iv=wistaria)
高校一年・十七歳
〝アナ研″平部員。欧米出身の転校生。
絶望的な戦況において、活路を見出し戦況をひっくり返すことが得意。その反面、普通なら気付くハズの手を見逃すことがある。勝ち目の見えない勝負は即座に投了する。その独特なプレイスタイルから逆転勝利は多いが、
トータル成績は蒼に少しだけ劣る。
・五十嵐 琥珀
高校一年・十六歳
〝アナ研″平部員。
イヴと蒼に誘われて入部。頭脳戦は最弱だが、運動神経だけは良い。髭面。
〈用語解説〉
・アナログゲーム研究部(通称、アナ研)
紅葉入学の前の年に創られた部活動。
ボードゲーム、カードゲームを始めとして、球技全般、鬼ごっこやかくれんぼ等々、幅広い遊びを堪能することが目的。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 23:22:25
5546文字
会話率:66%
初めての執筆になります。
24才プロボクサー柳生真司は自分の才能を信じ切れず今回の試合で引退するつもりだった。
試合中カウンターを貰い意識を失うも逆転勝利する。しかし、試合が終わったと思ったらリングの上ではなくコロッセオのようなところで見知
らぬ男をノシていた。
欲望と力が渦巻く異世界を生き抜いていく。
「平和に生きてぇ。」
(ノクターンに掲載していましたが別に18禁というほどでもないので此方に掲載させて頂きます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 00:01:30
11886文字
会話率:30%
おはようございます、こんにちは、こんばんは、夢よもう一度です。
前日の初投稿に続く第2作目は、『A girl meets a boy. Vol.1』の1年前の体育祭で伝説となった、「絶対男子に負けない少女vs学年で1番のスポーツ少年」の
、短めのストーリーを掲載します。
こちらの作品、もとい今後掲載する予定の作品は、僕のmixiの日記から書き、「pixiv」「FC2小説」「魔法の図書館」「ノベリスト.jp」にも掲載しました。僕のユーザー名から検索しますと、必ず出ますのでぜひ一度お試しください。
※この作品に登場する人物名、団体名などは全て架空のものです。作者(夢よもう一度)の妄想から成っていますので、現実にあるものと混合しないようご注意下さい
・登場人物
松本智彦…この話の主人公(この子視点の話の時は話のはじめに○がある)。4年3組(出席番号)25番。(クラブ活動)美術部。得意科目、体育、算数。苦手科目、国語。スイミングスクールに週3回通っている。もう既に腹筋が6つに割れている。それだけでなく、体育の授業でも大活躍。(ハンドベースでホームランを打ったり、ドッジボールで残り一人の状況から仲間を増やし、大逆転勝利した事もある)
相坂菜々…今回の主人公(この子視点の話の時は☆が始まりに付く)4年2組1番。バトミントン部。得意科目、体育。苦手科目、体育以外全部。父親の仕事の都合で町田から越してきた。3年生の時に陸上クラブに無所属にもかかわらず、全国大会3年生女子50m走で日本一の輝く。智彦を一目見たときからライバル視してる。
阪本あきら…今回はサブキャラ。4年3組14番。茶道部。得意科目、国語。苦手科目、算数、体育。体育は大の苦手で、珍プレー大体、阪本を見ると見れる。
原加奈子…4年3組20番。料理部。得意科目、社会(歴史)、家庭、。苦手科目、算数。体育は、、、人並みにできる方。
森島麻帆…4年3組29番。茶道部。得意科目、ほぼ全部。苦手科目、なし。跳び箱を1年生のときに6段を飛んだりなど、意外と活躍する。
井藤剛史…4年3組3番。美術部。得意科目、美術、家庭。苦手科目、体育。体育は特に苦手。男子のワースト記録はこの子が持ってる。
他、4年2組、4年3組のクラスメイト多数。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-22 23:46:31
8038文字
会話率:51%
女神により勇者とそのお供として選ばれ、異世界に召喚された4人の少年少女。
彼らは女神により自らの望む力をひとつづつ授けられた。
勇者の少年は、誰にも負けない剣技の力。
賢い少年が選んだのは、すべての魔法を操る力。
優しい少女が選ん
だのは、奇跡の癒しの力。
最後の少女が選んだのは…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-21 13:35:27
3039文字
会話率:59%
杉本7段は中学将棋の主催者である。
アマ有段の中学生ばかりの子に弱々しい女の子を見たのである。
「女の子かっ…この中学大会では珍しいなっ」
興味からチラッと手筋を覗いた。
「えっ本当かっ!」
杉本は女の子の軽快な捌き駒に魅いる。そ
して終盤の手筋を見て唸ってしまった。
劣勢で難局は一目みてわかる。どうしても敗着である。
(敗け覚悟で)飛車の手筋を強引に切り開こうとしていく。
「この劣勢からどう思って飛車筋を指すんだ。この娘さんは将棋を知っているのか。それとも…」
プロの杉本から見て先の読めない難局。相手の手筋が正確に王将の詰みを示していく。
パチン!
「あっ!」
女子中学生は局面を打開して終盤を捌いてしまう。
終盤まで縺れ劣勢だった局面は信じられない強引な将棋となり飛車を打ち込み逆転勝利。
「フウッ~危なかったわ」
それが師匠杉本と愛弟子中学生棋士・伊緒の出会いであった。
杉本に弟子入りをしプロ指導を受ける。女流奨励会は快進撃を続け勝ち進む中学生女流棋士伊緒の姿があった。
可愛い将棋屋さん伊緒ちゃんと勝負してみますか。
「私(将棋は)手加減いたしませんよ」
伊緒は厳しい女流棋士の世界で勝負!
かわいいお嬢さんは盤面を睨めば怖い勝負師になる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-22 20:25:23
66363文字
会話率:30%