私の名前は山下久美だった。東都マンガフェスタからの帰り道、私は暴走車にひかれる。大量の薄い本を地面に撒き散らして、私は「せめて、全部読みたかった……」と辞世の句を残して死んだ。でも、薄い本に抱える想いが強すぎたのか、私は転生していた。今の
名前はアルネ=モア=ブランソン=エドフェルト。公爵家の次女だ。ああ、貴族もののBL本を描き続けていた私にとって最高の転生先だ! 私は転生先でも、薄い本を作り始め……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-20 21:04:00
4669文字
会話率:10%
特攻に志願した海軍大尉が軍の目を逃れて実家に書き遺した本当の遺書と、出撃前に詠んだ辞世の句をここに取り上げる。
最終更新:2013-08-15 12:00:00
7415文字
会話率:0%
早春の気持ちの良い朝。
君と僕が語ること。
当たり前にある幸せは春と共にやがて風に攫われて・・・。
最終更新:2013-04-08 03:48:04
3135文字
会話率:26%