固い絆で結ばれていた双子、冬香・春香。
しかしその絆は、冬香が中途視覚障害者になってしまうことによって次第に細くなっていく。高校生となって一年を経てもその事実は変わらず、生きていく理由さえ見出せなくなってしまった冬香に、転機が訪れた。
VR
MMORPG(仮想現実多人数オンラインロールプレイングゲーム)。これはゲームであり、ゲーム内での人間の感覚が全て脳に直接送り込まれるため、現実世界である「障害」という一つの枠組みが意味を成さなくなる。
冬香はVRMMORPGに、現実逃避と第二の人生を送るべくのめり込んで行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 18:00:00
82773文字
会話率:50%
深紅色が歩道や公園に溜まる季節だ。近所の庭が全て金色に染まる。今年最後の蛍が明滅しながら夜の暗闇の中を飛んでは消えゆく季節。陽気な灯火が地平線の遥か先まで照らす中、あたりは生と死の匂いに満ちている。地上のすべての動きがガサゴソと音を立てる。
カサカサと木々を歌わせる中鳥は鳴き交い、小動物はチューチュー鳴き、時折狼が吠えて瑠璃色の夜に呼びかけている。
もはや世界はそこまで鮮やかではないが、僕には十分だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 12:29:49
4458文字
会話率:29%
光を知らない少年と、光を失った少女が織り成す、青春ラブストーリー。
中学3年の夏、片思いのクラスメイトの少女に告白をした、視覚障害を持つ主人公、田村叶夢。 そのさい、彼女――佐川咲希には振られてしまったが、叶夢は彼女のことをまだあきらめ
きれてはいなかった。 けれど叶夢は、高校への受験勉強を言い訳にしたり、自分の持つ障害をコンプレックスに思い、アプローチができないままに二人は別々の高校へ進学。
このままいつかは彼女のことも、青春の一ページとして忘れていくのだろうとおもっていたある日のこと。 咲希の親友である、鈴からかかってきた一本の電話から、彼と彼女の運命の歯車が回りだす。
※本文中に、視覚障害の主人公が、自虐的な発言や友達の視覚障害者を見下したような発言をしますが、視覚障害をお持ちの方を貶める意思は一切ありません。ご不快に思われた方などがおられましたら申し訳ありませんが、ブラウズバックお願いいたします。作者には責任がとりかねます。作者自身も視覚障害ですので。
※2016/11/11 大幅修正
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-24 23:18:38
14610文字
会話率:33%
グランドソフトボール…それは視覚障害者たちの熱き戦い!泥にまみれボロボロになりながら!!今、少年は立ち上がる!輝くあの場所にもう一度立つために!!
最終更新:2012-10-09 13:01:24
2802文字
会話率:52%
視覚障害者のスポーツ、グランドソフトボールを題材として書いてみました。
性転換要素を少し含みます。
最終更新:2010-08-23 13:28:41
1480文字
会話率:36%
視覚障害者を題材とした作品です。これは偏見や差別ではなく、私が視覚障害者だから書けるのです。
最終更新:2009-04-02 09:24:12
720文字
会話率:42%
全ての視覚障害者へ贈る、
愛と欲望と健康のクッキングレシピ♪
最終更新:2012-08-19 20:35:42
74286文字
会話率:2%