教育実習生として赴任した小学校の習字の時間。ある児童の書く文字に興味が湧いた坂田はその児童に理由を尋ねた。
最終更新:2017-04-01 23:45:52
1379文字
会話率:50%
ゆうちゃんは、成長の早い八歳の女の子。背が高くて、頭もいい。周りのクラスメイトと馴染めず、自分が大人びていることも理解している。
そんなゆうちゃんは、昨日初潮を迎えた。それをきっかけに気付いてしまった複雑な感情を、学校の近くに住むお習字の
先生だった、里ばあに打ち明ける。
特別になりたいけど、特別になれない。誰かに気付いて欲しいのに、素直になれない。
早すぎる思春期に苦しむゆうちゃんに、里ばあは渋いお茶を出して、そっとアドバイスをする。
個性は一つじゃない。いつ現れるかもわからない。だから毎日些細な幸せを大切にしなさい、と。
何かが解決したわけじゃないけれど、ゆうちゃんは小さな一歩を踏み出そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 22:01:30
8940文字
会話率:26%
天国、赤ちゃん、お習字
最終更新:2016-01-04 20:32:34
1044文字
会話率:35%
初めての習字の授業の時のように、お手本に合わせて出来るだけ正確に、くっきりと思い出す。僕の前から消えてしまった彼女を探すことで始まった記憶の旅。
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自サイトで以前公開していたものの重複投稿になります。
直接的な性描写があるわけではあり
ませんがR15とさせてもらいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 10:43:17
17149文字
会話率:52%
高校に入学したハルカは書道部に入り、一年生にしてパフォーマンス書道のメンバーに選ばれるものの取り返しの空かない失態を演じ、先輩方に迷惑をかけてしまう。
責任を感じたハルカは退部届を提出して書道部から身を退くが、習字愛好会の存在を知り……。
第21回電撃小説大賞1次選考通過作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-08 20:37:27
27472文字
会話率:47%
被害者は、赤紙に赤ペンでメッセージを書き残した。見づらいにも関わらず。
なぜ? を親子二人が議論する、安楽椅子探偵系、短編推理です。
一応、本格。
最終更新:2013-11-10 12:36:09
15585文字
会話率:60%
習字の作品を提出しようとしているのは……?ショートショート。
最終更新:2013-02-17 22:30:33
787文字
会話率:37%
新年を迎えて、げんごろうはでっかい書き初めを書いたことをお母さんに自慢すると、お母さんもげんごろうの書き初めをほめています。
しかし、げんごろうの書き初めは習字で書いたものではありません。げんごろうが書いた書き初めというのは、実は…
最終更新:2013-02-09 21:25:04
2084文字
会話率:39%
九条通明は習字の授業中、退屈に任せてスポイトですずりに入った墨汁をブクブクとさせ遊んでいた。
早く授業終われ、と思いながら、手に持ったスポイトを教室の時計に向ける。当たり前だがそんなことを念じた所で時間の流れる早さは変わらない。
九条
通明はフゥと溜息をつく。
その瞬間、スポイトを持った手に力を入れてしまう。
ヤベッ、と思った時には手遅れだった。
スポイトの中の墨汁は勢いよく放たれ、中空をミサイルのように飛んでいく。
「キャッ」という短い悲鳴が聞こえる。
通明はそうっと目を開ける。
そこには鼻から黒い血、否、墨汁を垂らした鴨上貴恵が立っていた。
通明は、鴨上貴恵のことが好きだった。彼が絶望したのは言うまでもない。
九条通明のスポイトによる墨汁狙撃から二つの物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-06 20:00:00
15354文字
会話率:26%
雪が降る世界で生きる僕と倉木さんのお話。
最終更新:2011-09-03 16:48:35
2147文字
会話率:39%
森の奥には触れちゃいけない眠り姫様がいる
最終更新:2011-08-05 22:27:03
909文字
会話率:43%
主人公・実はある日、隣のクラスの悠子に夢の話をされる。それまで、隣のクラスで、一年のときに習字の授業の席が隣同士だったという二人の関係だけだったのだが、何故彼女は実に夢の話などしたのだろうか。
最終更新:2011-07-08 19:00:00
29602文字
会話率:51%