何者かにスタンガンのような物で襲われた大学生、神代悪蘭(かみしろあらん)は、意識を取り戻したとき、ある特殊な能力を得ていることに気づいた。《他人の夢の中に潜入できる能力》だが悪蘭は能力をうまく使いこなせず、やきもきしていた。そんなとき、差
出人不明の招待状が、彼のもとに届いた。
《夢を見ていない夢を見ました》から始まる内容は、読み進めても意味のわからない奇妙なものだった。指定の場所には《脳内探偵事務所》と書かれたビルが建っていた。中に入り、エレベーターに乗ったときから不思議な出来事に遭遇する。七階建てくらいだったはずなのに、ひたすら上昇を続けるエレベーター。しかしそれもやがて止まり、たどり着いた部屋は、ドアも窓もない真っ白なホールだった。その部屋には他に四人の人物がいた。彼らはみな、潜入能力を持った者たちだった。その中には悪蘭の幼馴染である雪美(ゆきみ)の姿もあった。妙な体験の中で、見知った顔は安心感をもたらすものだった。しかしここで手紙を出した張本人から言葉が発せられた。『これから試験を受けてもらいます。全部で十個の金庫を用意しました。それをひとつずつ開けて行ってもらい、最後の金庫を開けた者が、合格者です』それからこうも付け加えられた。
『棄権する者、また敗者は、我々との接触の記憶と潜入能力を消させてもらいます』
集められた理由は強制試験の実施だった。報酬はこの会社。莫大な資産があるらしい。
試験を受けることになったのは五人。悪蘭。雪美。どこか影のある高校生男子の祭(まつり)。おくびょうな社会人、了太(りょうた)。その恋人、ペルー生まれの日本人カーティア。白の部屋をクリアし、次の第二ステージは、テーブル、テレビ、本棚などが天井に張りついているすべてが逆さになった部屋だった。力を合わせ、なんとか金庫を開けるが、次の部屋への移動中、信じられない事件に遭遇した。カーティアが殺されたのだ。ただの試験のはずだった。敗れても記憶を消されるだけのはずだった。これには主催者も驚きを隠せなかった。
『あなたたちの中に、非招待者がいます。ステージを進めつつ、その人物も探してください』
疑心暗鬼が生じる中、各ステージは協力なしでは突破できない難易度だった。はたして第二の犠牲者を出すことなく十個目の金庫を開けられるのか。そして、誰が、試験を合格できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 09:39:24
30500文字
会話率:33%
夢の中へと侵入する技術が開発されて少したったころ。
ひょんなことから国内で有数の名門高校へと通うことになった狭間彰人は、ある日突然命を狙われることになってしまう。
「君の力を貸してほしい」
そう言われて訪れたのは、学校にひっそりと設立
された『脳科学研究所』だった。
そこで彰人は室長の諌山秀雄から身を守る代わりに、ある女の子の記憶に潜って欲しいと頼まれる。
その女の子には本人も認識できない記憶があり、その所為で彼女は自分自身を見失いかけているらしい。それだけでなく、彼女の父は有名な科学者で、自分の研究成果をもっとも安全で大切なものの中に隠したのだという。
自分の身を守るため、その申し出を引き受ける彰人であったが、テストという名目で行ったダイブに魅せられ、精力的に協力を申し出る。
そして、女の子の夢へとダイブした先で起きる初の戦闘。
繰り返しダイブしていく中で垣間見る少女の思い、記憶。
さまざまな思惑が交錯していく中で、彰人はやがて記憶の最深部へとたどり着く。
世界を変えうる大きな知識を巡り、夢と現実で繰り広げられる命を懸けた戦い。
彰人は争いを止め、少女を救うために記憶を消去すべく最後のダイブを行う。それは、この争いにかかわる全ての記憶の消去。
それを成し得たときに、少女の中には彰人の記憶はないことを意味していた。
記憶という名の過去を振り払い、少女の未来のために彰人は少女の記憶を消した。
目を覚ました少女はただ一言、彰人に言う。
「ありがとう。」と……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 02:43:00
7716文字
会話率:41%
本作品のあらすじは、あらすじに書いてありますがネタバレになるのでおすすめしません。←投稿用なので。
そして本編もまだ書けておりませんので、後々、なるべく早めに書くようにさせて頂きます。よろしくお願いします。
なお、あらすじのほうは改めてネタ
バレの無いものを書かせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-30 23:58:29
984文字
会話率:0%
事故により、記憶を失った少年。その少年の記憶を取り戻すために、潜入を決意した少女。
少女と少年、二人が潜入先で見つけるものとは!?
あなたの手で、二人を導いてください。
どんなエンディングを迎えるかは、あなたの導きによって、変わります!!
(活動報告にて、二人をどのように動かすかの募集を行っています。締切等も活動報告にて告知していますので、詳細はそちらでご確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-30 15:13:40
7814文字
会話率:13%
「夢の中を自由に行動することが出来たら……。」 (第一章)不良チームに在籍する高校生ヒロは遊ぶ金欲しさに万引きを繰り返す。ある日、潜入ゲームの噂を聞き取り寄せてプレイする事に。だが、実生活では小心から立場を失いつつある事に焦燥感を抱く。全
てから逃げ出したいヒロは、潜入ゲーム内で自分の過去と向き合うことに。忘れたかった過去をサキチの手引きで思い出してしまい、ヒロは自身に絶望することになる。 (第二章)プログラム開発会社社長であるユウタロウは、今日も若者の記憶の世界を楽しんでいた。成功者である自覚は、それを手放す恐怖と常に一体。ある日、地方都市の小規模ディベロッパーの社員が自殺したニュースを見てからその恐怖は増大していく。悪酔いしたユウタロウが潜入したのは、数年前の自分の記憶。そこで彼は同僚の作ったプログラムを盗む自分を見る。脱出するために再びそのパスワードを入力するもエラーが出てしまい困惑する彼を、ナルが冷ややかな目で眺めていた。 (第三章)潜入ゲームの怪しい噂を一蹴する女子校生ァミ。中学時代の友人と再会するが、不貞な見た目に変わってしまった彼女に戸惑う。そこで、潜入ゲームを進められるがァミははっきりと断った。しかし、無理やり夢の世界に連れて行かれるァミ。そこで出会った謎の少女ピナの助けで、悲しかった過去を乗り越える。覚醒したァミが目にしたのは、潜入したまま戻ってこれない友人の姿だった。助ける為に、手引きした元彼と対峙するァミ。 (第四章)げっそりと痩せたヒロ。ついには部屋から出られなくなった彼は自殺を決意する。そこに、心配した幼馴染のァミが訪ねた。二人で並んで潜入ゲームに入る事になり、クリア毎に幼少の楽しかった記憶が蘇る。このまま夢の中にいよう、というァミに応えるヒロだが、サキチとピナに正体を明かされたナルはその場から逃亡する。アトラクタの箱に眠っていた本当のァミを助け出すヒロ。覚醒したヒロの目には、再び生きる気力が蘇っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-30 14:41:30
14554文字
会話率:41%
アルバイトを20連敗して、暇人というレッテルを背負っていたワタルに一通の茶封筒が届いた。
その茶封筒から始まってしまったワタルの物語。
記憶の想起を目的とする会社『ソクラテス』で行われた実技試験で、ワタルは予想外の能力を発揮し、合格となった
。
不満を垂らしつつも仕事をこなしていくにつれて、ワタルに心境の変化が現れ始める。
ワタルの家族、仲間、友達、不思議な少女、全てが噛みあったとき、運命の歯車は回るのか――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-29 18:35:18
33214文字
会話率:32%
ただ一点、ある秘密を抱えていること以外は普通の女子高校生である校倉雛乃。その秘密とは夢の世界――【リユニオン】における潜入捜査をバイトにしているということであった。
そんな彼女の下に、差出人不明の謎の手紙が届けられる――それは、リユニオンへ
の潜入者・ピナとしての自分に関わることであった。
手紙の送り主の指示に従い、雛乃はとあるリユニオン【トゥルース】に潜入するが、そこはピナの既存の常識をはるかに超えた場所であった。
――これは、失ってしまった記憶の欠片を、再結合していく人々の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-28 22:50:51
32070文字
会話率:37%
ここに依頼をすると「記憶」に関することなら何でもしてくれる――そんな都市伝説じみた組織「夢倶楽部」別名「記憶にまつわる何でも屋さん」。夢倶楽部に所属する柊と栞は、神無月ネネという少女から「記憶を取り戻してほしい」という依頼を受け、彼女の「記
憶の世界」へと潜入する。ふたりがそこで目にしたのは、文字通り「なにもない」記憶の世界だった。(※「iPhoneゲーム『潜入ゲーム』×『小説家になろう』ライトノベルコンテスト」応募作です。応募要項に則し「完結までのあらすじ」では文字通り完結までのあらすじを掲載しています。物語のネタバレとなっておりますのでご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-27 08:26:22
6925文字
会話率:52%
他人の夢に潜入し、無くした記憶の復旧を可能にするシステム・ニュクス。そのシステムを有するムネモシュネ企画のアルバイトであり、三番手チーム・エウテルペに所属するジョーは、仕事に誇りを持っていた。ジョーはある日、最高峰チーム・カリオペに抜擢され
る。祝福され、誇らしく思っていたジョーだが、コンビを組まされたハジメという少年は、任務を忠実にこなす一方で、社の方針に懐疑的な言動を繰り返していた。(最終章までのあらすじは作品中の第一部分「あらすじ」にあります。第一章完結致しました)
2018.02.21 この先を書く予定がないため、完結済へと変更。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-26 14:10:35
22016文字
会話率:36%
高校2年生のピナとサキチは、『時給2,000円、眠るだけの簡単なバイトです』というアルバイトの広告につられて向かった会社ドリームピースで採用試験を受け、類まれなる才能を発揮させ、見事2人とも合格することになったが、その仕事内容は、ただ眠る
だけではなく、眠って依頼人の夢の中に潜入して、依頼人の夢の中で失われた記憶を探しだすというものだった。
その後、訓練を重ねた2人は初の潜入を行うことになるが、夢の中は依頼人の心の状態がそのまま表れてしまう世界で初めて他人の夢の中に潜入したピナとサキチが出会ったものとは...。
そして、他人の夢の中に潜入することができる装置を開発した社長の真の目的とは...?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 11:10:03
26754文字
会話率:54%
ヘミシンクを応用し夢を共有すること、それはひとりの男の夢でしかなかった。ベンチャー企業「リコネクネイション」を立ち上げて、社長となったユキチは、息子のサキチと共に人類の夢アカシックレコードを旅する。古代に眠る記憶をめぐり、歴史の真実を明ら
かにしようとしたとき、ユキチは夢現実にロスト(失踪)する。
サキチは父ユキチを捜索するため、その背後にひそむ「黒服のアストロロジャーズ」の一団をめぐる陰謀の手がかりを掴む。その陰謀は、人類の歴史を書き換えることにあった――。
野望と陰謀が交錯するサイキック・ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 04:54:22
2060文字
会話率:32%
アルバイト探しがうまくいっていない主人公ユメノアキラ。 そんなある日、謎の少女サツキに導かれてやって来たのは『夢の館』という建物だった。 そこでユメノはある仕事を任されるのだが、その仕事とは、人の夢に入って記憶を取り戻す、というものだった・
・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 00:43:13
11812文字
会話率:20%
大学四年生の健吾は見慣れた研究室で目を覚ました。構内に人影はない。そこは静寂の空間だった。
開かない箱、テーブルの生首、サキチと名乗る正体不明の高校生。
隠された鍵を探し出し、失われた記憶を取り戻すことができるのか。
iPhoneアプリ『潜
入ゲーム』を題材としたSFサスペンスストーリー。『ブレインボックス』
記憶の闇があなたに迫る。
※この小説は株式会社シーエスレポーターズが主催する『潜入ゲーム』のライトノベルコンテスト応募作品です。
以下は応募規定による完結までのあらすじです。ネタバレになるため、本編を楽しみたい方はご注意ください。
完結までのあらすじ
第一章 閉じた箱
研究室で目覚めた健吾は大学構内から出られないことに気がついた。
さまよう内に地下実験室で、男の生首を見つける。
脱出をはかり窓ガラスを割るも、そこには闇が広がるばかりだった。
そして闇から一人の男が現れる。
第二章 サキチ
健吾を社長と呼ぶ男子高校生はサキチと名乗った。
なんらかの事故により健吾は夢に取り残されてしまったという。
健吾の記憶を取り戻し夢から覚めるために二人の探索が始まる。
しかし、得体の知れない何者かが二人にせまるのだった。
第三章 闇の帳
巨大な影に襲われる健吾とサキチ。
すんでの所でタイムアップとなり、二人は強制的に目覚める。
しかし、健吾の記憶は大学生のままだった。
健吾は記憶を取り戻すべく、再度システムを使うことにする。
第四章 潜入ゲーム
再度夢の世界に入った健吾は影を倒す。
サキチの協力を得てようやくアトラクタの箱を開けることに成功し、健吾は記憶を取り戻した。
夢から覚めたサキチと健吾は、記憶修復の仕事を続けるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-24 11:02:19
13321文字
会話率:5%
ある事件を切っ掛けに夢を介して記憶を読み取る装置を発明した男が、依頼人の記憶を探していくうちに偶然、事件の真相を知ってしまう。 真相を知った男は命を狙われることになってしまう。 男は発明した記憶読み取り機だけを頼りに、黒幕の正体を追っていく
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-23 07:44:32
1050文字
会話率:47%
夢を見たことのない女子高生ピノは、ある日、寝たら、夢しか見ない男、サキチと出会う。
そこに現れたサングラスの男は、この正反対の二人には言い放った―
「夢の中に入ってみないか?」
夢の中で始まる二人の物語。
最終更新:2013-05-22 20:12:41
1767文字
会話率:28%
忘れた記憶を夢の中に潜入して思い出すことができるシステム『パラノイア』が開発された。
その開発者の息子である坂巻チサキは、ある日突然父親が「お前の妹だ」と連れてきた女の子、杏里の隠された記憶を取り戻すため、そのシステムを使って杏里の夢を調査
する。しかし、夢の中で強力な妨害にあい、なかなか思うように進展できないでいた。
そんなある時、『パラノイア』の存在をTV番組で知った高校一年生の桜井陽菜は調査依頼のためチサキの元に訪れ、ダイブを初経験する。
チサキに淡い恋心を抱いた陽菜はその後、この研究所が調査員を募集している事を知り、調査員に立候補する。(一章)以下ネタバレ。
陽菜は研究所に来た依頼者の女性の夢にチサキとともに潜り込むがここで初めて記憶の復活を阻止するモノ『ガーディアン』と対峙する。
本人にとって思い出したくない記憶には『ガーディアン』が出てくることを知る。(二章)
そして、杏里の夢にはその『ガーディアン』の妨害がすさまじかった。もしかしたら絶対に思い出してはいけないものなのでは?
しかし、チサキと陽菜の活躍により全てを思い出した杏里。杏里の隠された記憶とは『パラノイア』の解読コード。杏里はこのコードを持って本部を逃亡。そして自ら記憶を封印していたのだった。このコードによって裸にされた『パラノイア』は以前杏里が開発した記憶上書きプログラムを使うことによって、ある一部の人々が、パラノイアシステムを使って人々の記憶を知らない間に容易に改ざんできてしまう危機に陥ってしまった。(三章)
でも大丈夫。実は杏里が思い出した記憶は上書きプログラムで改ざんされたパラノイア破壊コードだった。
坂巻透博士が本部の思惑を危険と判断して杏里の記憶を改ざんしていたのだ。
本部はそうとはしらず早速破壊コード入力。めでたく『パラノイア』はただのごついだけのヘッドフォンに成り下がってしまった。
陽菜とチサキと杏里と博士はバカどもの手から世界をまもったのだった。(四章)
おわり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-09 17:35:25
29808文字
会話率:33%
桜庭仁隆には、これまで生きてきた記憶がない。いわゆる記憶喪失である。その上5年前病院に担ぎ込まれて以来、植物状態で全く目覚めなかった「浦島太郎」だ。
そんな彼の頭に残る一番古い記憶は2か月前、起き抜けに病院のベッドから転がり落ちたという、痛
々しいもの。それ以前の彼がどんな人物だったのか、彼自身もよくわからない。全ての記憶を失い、抜け殻のようになった仁隆は、茫洋とした感覚のまま、根無し草のように日々を惰性で生活していた。
そんなある日、仁隆はインターネットである広告を目にする。
「失われた記憶、復旧します」
……怪しげな広告をクリックし、そこで目を引いた記憶復旧サービス、通称【NR-system】に、仁隆は半信半疑ながら依頼のメールを送る。数日後届いた機械に付された注意書きには、不思議な文言が記されていた。
「90分間、誰の邪魔も入らない場所で聞いてください」
仁隆はさっそく届いた機械を起動し、【NR-system】を試そうとする。聞こえてきた音楽に、抗うことができないほどの強烈な眠気。ふと気が付けば、仁隆は午前中であったはずの室内は黄昏の朱に染まり、時計が逆向きに動く夢の世界にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-07 03:29:16
31998文字
会話率:39%
夢の中で自由に行動できるシステムを使う少年サキチと少女ピナの元に今日も記憶の断片を求めて依頼者がやってくる。
最終更新:2013-05-04 01:10:59
16263文字
会話率:53%
とある公立高校の生徒である森山右京はクラスメイトのサキチとそのパートナーのピナに夢の仕事、潜入ゲームの代理人を任される。
森山はサキチとピナのアシストを受けながらもなんとかパズルのピースを手にいれて行く。
しかし、森山は集めていたピース
は依頼人の夢のカケラではないことを知る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-03 20:58:25
1399文字
会話率:32%
生まれてから今まで、夢を見たことのないウツロは『夢をみない』人間しかできない依頼者の夢に潜入し記憶を探す仕事をするためニュクスへとやってきた。
夢に潜入するモルペウスシステムの開発者、空(ウツホ)の手により夢の世界へと落とされたウツロは
サキチのナビゲートにより依頼者の記憶を次々と掘り越していくのだが――(完結したあらすじは第一部に掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-02 16:08:16
6734文字
会話率:37%