第三次大戦前、旧日本国を含む7箇所の都市で同時に発生したバイオテロによって生み出された脅威。
"デッドマン"と呼ばれたそれは、大戦中に殆どが死滅し、戦後になって事態はようやく収束したと思われていた。
大戦終結後からおよそ
2年の時が経った2045年、とある目的で大金が必要となった黒木圭斗(ケイ)は、軍が統括していない"外界"にある廃墟街の死体処理という名目で、その付近に潜伏していたデッドマンの駆逐を行っていた。
所属するのは「極東国陸軍第449対特殊死体分隊」。"無に帰す者たち"と呼ばれている場所であった。
契約期間は1年6ヶ月。もうすぐ契約が切れる時、ケイはとある噂話を聞くことになる。
「―――意思を持ち戦闘を行うデッドマンが存在する」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-01 01:18:15
3961文字
会話率:17%
日本の自殺者…毎年およそ三万人。。
その死体処理や身元確認に困った政府は、
自殺志願者を役所で受け付ける方針を決定。
各県庁に【自殺課】なる出張所を設置した。
その業務内容は…遅滞なく逝かせること。
やがて自殺のほとんどは役所で行われる
ようになり…
そんな自殺課の日常を凡庸な公務員、叩一人所長の目線で
えがく一話完結の物語。。
コメディベースか人情話かシリアスか…死生観を考える
重いテーマの軽いお話です。
毎月23日21時掲載予定の月刊連載。
残酷な表現は控えていますが、けっこう頻繁に死者が
出るので苦手な人はご遠慮ください。。
なお私の小説では「」が男声、『』が女声です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 21:47:59
69085文字
会話率:35%
ここではない、世界。今ではない、時。戦乱の世が続くその時代、一人の『少女』が軍により、秘密裏に進められていた最強兵器育成の実験台として、無理矢理殺戮の日々を繰り返させられていた。だが、直に世は泰平を迎え、危険分子の烙印を押された『少女』だ
った『女性』は、軍の手によって抹消されそうになった。しかし、当時死体処理班であったパートナー――フネラル(通称ラル)の気紛れにより命を救われ、以後共に旅をしながら暗殺者兼殺し屋として生きている。この物語は、他者を殺める事を厭いながらも血塗れの道を選ぶ女性――モルテと、埋葬を好みながら他者を殺める事を嫌うフネラルの、宛てのない旅路の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-05 02:00:00
17329文字
会話率:37%
ウッス! 俺は永沢守32歳。独身だ(2059年7月現在)。理由は無い。仕事はライフケア・ステーション「悠久乃森(ゆうきゅうのもり)」でアフターっていうのをやっている。
アフターは何かって? まぁ、一言でいえば死体処理屋だな。
え? 大
変そう? 何、ヤバそう?
何を言うんだい、これは公務員職なんだぜ。日本の皆様のために毎日がんばってるわけよ。
まぁ、そんなことで第三章はこの俺、永沢守が主人公なんだ。この俺の男気あふれる日常をみんなに紹介する。読み終えた頃には読者の心をガッチリつかんで、もうメロメロなことは間違いないな。
そんじゃ、ゆるりとリラックスして読んでくれよ、俺の生き様を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-14 06:00:00
65920文字
会話率:55%
日本の東京から少し離れたところに存在する離れ小島。
そこは無人島と認識されていたが実際は違った。
そこは人と妖が合わさってしまった人妖となってしまった者達を隔離されている場所であった。
そこでは、毎日のように人妖の能力をあげるための人体実験
がされていた。
主人公はそこの島の死体処理班で仕事をしていたが・・・ある日、別の部署に異動が決まる。
異動した部署で会ったのは4人の女性と1人のプログラムで形成されホログラフの女性だった。
主人公は5人と生活していくにつれて、この島について疑問を持ち始めた。
この島がおかしいということに・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-10 22:42:44
19407文字
会話率:42%