獄炎の異名を持つ重装騎士、雄渾たる魔人ガルメディウス。彼に仕えるメイド、人間のアイ。
所用で魔界から人界へと出かけた折に、戦天使の襲撃を受け、アイを庇ったガルメディウスはその身を散らしてしまった。
唯一手元に残った獄炎の騎士の兜を胸に抱き、
アイは決意する。人界に散った主の身体を必ず取り戻してみせる、と。
【以下まだネタバレにつき略】
「人界がどうなろうと関係ないのです。天使も傭兵も、邪魔をするなら許しません。一番大事なのは、ガルメディウスさま、ただおひとり!」
※個人サイトにて同文掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-18 21:11:23
40744文字
会話率:21%
所用時間20分程度でなんとなく書いただけの駄文なので暇な方は読み流してみて下さい。
最終更新:2013-09-30 23:35:39
250文字
会話率:84%
「異世界間管理局の者ですが、所用により急遽あなたに住む世界を変えていただく事になりました。つきましては、今この時を持ってあなたに今居るこの世界からの退去を願います。こちらの都合で大変申し訳なく思いますが、管理局の権限を持ちまして反論を受け付
けることは出来ません。これもこの世界に生まれた定めと割り切って下さい。退去後の行き先はこの世界と大きく文明・人種その他多岐に渡って異なりますが、最低限の初期保証は付けさせていただきます。しかし、その保証も半年で打ちきりとなりますので、早期の適応をお勧めします。何か質問事項がございましたら受け付けます。何かございますか?」会社からの帰宅途中。道の往来で、視界端の横道から曲がってきた人物は、道を聞くかのように私に近づいて来たと思えば、開口一番にすばらしい滑舌で上記を言い切った。「………あなたは、誰ですか?」「異世界間管理局生物調整科外部交渉担当の者です。」「はぁ(え?なんて言った?この人…)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-09 15:10:58
3448文字
会話率:28%