前作「淡い青空」の夏から約3ヶ月。
夏の恋は、うやむやになりつつ、過ぎた。
夏の花は役目を終え、冬の花が震えに耐えながら咲き誇る。白く光る。
天文学部所属の一年、赤菊誠(あかぎくまこと)は唯一の部員の峯岸菖蒲(みねぎあやめ)を失い、美術部と
兼部していた篠原花梨(しのはらかりん)が兼部を辞め、天文学部に帰ってきた。
そして、今度は花梨とふたりきりの部室となった。夏の部室の再来。
夏の恋は冬の恋へと移り変わる。
※前作「淡い青空」の続きです。
ならびに、自作短編集「UF:Project」のひと つです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 01:42:48
16458文字
会話率:46%
天文学部の夏。部員二人が恋をする。
きらめく星は二人を照らす。
ミスティーブルーは咲き乱れる。そして、散る。
前作「あの夜にふたり」につながるものがあります。
最終更新:2012-10-01 00:03:49
19540文字
会話率:42%
七月下旬、『後天性色素欠乏症』という病になった斉藤祐二(さいとう ゆうじ)は、空が電線で覆われた街に転校する。趣味が天体観測である斉藤は、担任の池川から天文学部に誘われる。
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最終更新:2013-05-15 23:12:09
10188文字
会話率:47%
星空が嫌いな 神田空(18)と
星空が好きな西田星歌(16)。
2人はまだ出会ったばかりの天文学部。
主人公である空は星歌との出会いをきっかけに
嫌いで憎くて仕方なかった星空を好きになることができるのか。
2人が描く恋物語。
そして
、空の心情の変化にもご注目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-02 00:57:09
925文字
会話率:29%
――或は量子的ツンデレ理論――
|鴻池深雪(こうのいけみゆき)は、科学の|娘(こ)を自称する物理大好き少女。高校二年生女子。
ある日科学部の後輩から、恋愛相談を持ちかけられてしまう。
相談者は|一石量子(いちいしりょうこ)。愛称リョー
コ。こちらも物理大好き少女。
そしてリョーコはその思いの深刻さから、量子物理学的騒動を起こしてしまう。
深雪は物理的にその騒動をおさめ、二人の仲を取り持った。
――或は情けに報いよ、ブラックホール萌え――
リョーコの騒動を解決した深雪は、暇を持て余していた。
そんな折、密かにつき合っていたクラスメート二人が、けんか別れ寸前だと知る。
一方の女子天文学部所属の|都久井點子(とくいくろこ)につき合わされ、深雪はそのけんかの仲裁に呼び出される。
點子はその悩みの深さから、天文物理学的騒動を起こしてしまう。
深雪は物理的にその騒動をおさめ、二人の仲をとりなした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-11 03:26:44
95813文字
会話率:52%
ぼくは、高校一年生になった。新しく部活も始まる。そんなんで胸を躍らせていたから、こんなに引いてしまったんだ・・・!
最終更新:2008-03-09 20:36:01
5448文字
会話率:27%