子供の頃に見た風景、友達の優しいお姉さん達
違和感を感じる、その姉弟たち。
弟にそっと寄り添う後ろの姉、その正体は?
衝撃のラストに恐怖を感じてください。
最終更新:2017-01-28 15:00:00
1419文字
会話率:8%
あるとき〝ぼく〟は自分が住んでいた星を飛びだし〝星のうみ〟を旅しはじめます。両親や友人などと離れて、ひとりきりの旅をはじめたのです。星のうみは、星空のなかにいながら、海のなかにいるようにも感じられる不思議なところ。彼は両親に作ってもらった
小さいけれど丈夫な舟で、星のあいだを蜘蛛の巣のように伸びていく〝星のみち〟に沿って、うみを旅します。
旅の途中で、彼は多くの星を訪れます。目のない先生がいる星、かりそめの友だちがいる星、ベッドの上で悲しみにくれる男の人がいる星、光る箱がある星、人形がたくさん作られている星、そして、絶えず争いが起こり続ける星――
それらを訪れた彼は心をかき乱され、たくさんの悲しみや嘘から逃げようと、星のみちが通っていない暗いうみへと舟を進めます。そこには誰もおらず、彼はひとりぼっちで膝を抱え、心を閉ざして、舟の上にぽつんと浮かんでいました。けれども、暗いうみにも何人かのひとがいました。体じゅうに楽器をくっつけた楽器男、画家のおじいさん、まるい家に住む優しいお姉さん――彼は、彼らの考え方や生き方に、旅を続ける勇気をもらいます。彼らは自分の中に本当の自分を持っていて、だから、ひとりでも穏やかにいられたのです。
お姉さんと別れたあと、彼はこれまでで最も長い旅へと舟を進ませます。
星のみちを通っていた頃の旅とは違い、ほとんど光も目印もない孤独な旅でした。そうした旅の果て、彼は七色に輝く流れ星に出会います。流れ星は舟を追い越し、どこか遠くへ行くのでしたが、彼は星を見失わないよう必死に追いかけました。そして、ついに彼はまっしろでまんまるの美しい星、運命の星にたどりついたのでした。
そこには、彼よりも幼く見える、美しくまっしろな男の子がひとり、住んでいました。男の子は、白いエリカの木がすきまなく立ち並ぶなかにひっそりと建つ、ラクダのこぶのような白い家にひとりで住んでいたのです。その男の子は、悲しいことを一切知りませんでした。彼は、はじめそれが信じられませんでしたが、言葉を交わしていくうちに、男の子がほんとうに悲しみを知らず、なにかをほんとうに好きになれるこころを持っているのだと確信します。やがて、ふたりは同志となり、穏やかな毎日をすごすことになります。
しかし、その日々は永遠にはつづかなかったのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 20:53:57
58577文字
会話率:38%
あの時の事は今でもはっきりと覚えている。転んだ幼い俺に手を差し伸べる、優しいお姉さん。そして、あの時から俺は、そういう人間になろうと自分自身に誓った。転んだ見知らぬ少年に手を差し伸べられる、そんな人間に。
最終更新:2015-08-11 17:01:05
58552文字
会話率:47%
俺にお姉さんが出来るだと!?
美人で優しいお姉さん、隠れた秀才を持つお姉さん、小悪魔変態お姉さんとの
生活が幕を開ける。
キーワード:
最終更新:2015-06-09 23:20:28
8824文字
会話率:50%
遺言サービスなるものがあるのかしらないけど。
オペレーターはきっと優しいお姉さんだぁーい。
最終更新:2015-04-12 19:40:16
1658文字
会話率:70%
『昔々、あるところに、心優しいお姉さんと一緒に暮らすアリスという女の子が住んでいました。
アリスは、お姉さんの読んでくれる本が大好きでした…」
―アリス、僕の可愛いお客様。こっちで一緒にお茶を飲もうよ。ケーキはどうだい?クッキーもあるよ。
さぁ、おいで。なにも怖いものは無いんだから。君はもう苦しまなくても大丈夫。怖い思いもしなくて平気。
だから、安心して僕のそばにおいで。
両目の無い女の死体。謎のメッセージカード。猟奇的な行動。歪んだ愛情表現。警察が隠そうとする物語の真実。
咲野アリスシリーズ第1作、「青い百合のアリス」
―さぁ、恐怖と戦慄のお伽話を…あなたに… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-28 21:19:41
4273文字
会話率:43%