『どこまでも、走る。あてなどない、ここではないどこかへ。できるだけ遠くに──』
ジュリア・ウィルクスはラヴァンディ王国の軍人をしている。他国との戦争がここ数百年は無いため、貴族たちの不正を取り締まる仕事をしていた。ある日、ジュリアの師匠
が国に背いているのではないかという疑いが掛けられてしまう。
敵は誰か。そして味方は本当にいるのか。背後にいたのはそれとも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-15 23:10:56
4247文字
会話率:67%
真夜中にその列車は発車する。
――どこへ行きますか?
――ここではないどこかへ。
現実から逃げ出したい者へ。
どうぞ、ご乗車ください。
先の見えない闇へとご案内いたします。
最終更新:2014-06-05 10:47:35
2066文字
会話率:24%
たぶん僕は恋をしたのだろう。十四も年上の、知性も社会的地位も名誉も財産も美しさも、おまけに夫まで持っている、中学生の頃からずっと憧れ続けた女性に――
大学生が、覆面作家に恋をする話しです。恋愛青春小説、と見せかけた何か別のものです。
※以前
他のサイト様に投稿していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-29 01:04:06
25755文字
会話率:46%
ここではないどこかへ行きたい。
そんなことを考えていたどこにでもいる少年は、突然現れた傍若無人なチェーンソーを振り回す女に蹴られ舐められ、その挙句にどうあっても外せない首輪を付けられる。
しかもなぜかその女は彼の家に住み着いて……。
少年の
退屈だった日常は、彼の望まぬ方向に捻じ曲がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-31 11:11:13
56235文字
会話率:25%
ある晴れた休日。一匹と一人は飛ばされた―――ここではないどこかへ。「必ずボスのところへ帰る」その想いが原動力。
最終更新:2009-06-24 01:18:36
6163文字
会話率:15%
いやなことがあってひとりになった日、あたしのところに推定妖精な不思議ちゃん・白羽冬莉がやって来た。冬莉は妖精みたいなぽわぽわした笑顔で言う――「わたしと一緒に、死んでくれない?」
最終更新:2008-04-14 23:19:41
9711文字
会話率:25%