「あなたは宇宙人を信じますか?」
別に、地球外に知的生命体の存在しているか、などという高尚かつありふれた話題について真面目な弁論をしたいわけではない。
「いるかどうかは分からない(いないと思う)が、もしいるのなら会ってみたい」と大体の
人が答えるのではないだろうか。
少なくとも、俺はそう考えていた。……あいつ、ナツヒに出会うまでは。ナツヒは本当に遠慮がない。
何かと文句を言ってくるし、ご飯はおかわりするし。説明好きのくせして説明下手だし。
……あー、思い出すだけで胃が痛い。早く帰ってくれないかな、月に。
「だから私は火星人ですって!」
太陽系異文化コミュニケーションコメディ、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-16 23:28:50
9551文字
会話率:54%
気が付いたらたった一人で大草原のど真ん中。言葉の通じない人達と双方向に誤解や勘違いを与えながら異文化コミュニケーション中。主人公に多大なトリップ特典が付与されていますが、本人はまるで気付かないまま話は進みます。一応剣と魔法の世界なので多少で
すが流血、残酷な描写があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-02 02:54:22
11038文字
会話率:8%