公爵令嬢エリザベスは、王太子エドワードに幼いころから熱烈に求婚され続けているが、頑なに断り続けている。
彼女には、前世、心から愛した相手と結ばれ、毒殺された記憶があり、今生の目標は、ただ穏やかな結婚と人生を全うすることなのだ。容姿端麗、文武
両道、加えて王太子という立場で国中の令嬢たちの憧れであるエドワードと結婚するなどとんでもない選択なのだ。
彼女の拒絶を全く意に介さない王太子、彼女を溺愛し生涯手元に置くと公言する兄に挟まれ、彼女の人生の目標はどうなるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 11:00:00
74536文字
会話率:16%