世界に俺たちは取り残された―
世界の生き物が消失した世界、生き残ってしまった兄妹
兄は妹の肉を求め、妹はそれに呼応するように不死の体を得た、世界のプログラムによって―
この世界は、システムだ
そんな創られた世界の中、彼らは禁忌の恋に身を焦が
す
※ファンタジア文庫新人賞1次選考落選作品
原文ママです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-28 00:00:00
96267文字
会話率:60%
もしも魔法があるとすれば、このつまらない世界は色を付けるのだろうか?
平凡な高校生の新太には弟がいる
弟の名前は日向、ブラコンでいつも新太にくっついてくるかわいいやつだ
けれど最近新たには悩みがあった
それは毎夜毎夜日向が行き先も告げずにど
こかへ行ってしまうことだ
事件に巻き込まれたりしたら危ないと新太は心配するが日向ももうお年頃、兄に心配されるのは嫌なはず…
ある日新太は用事のために深夜にふらっと町へ出かけた
そしてそこで不可思議な光に包まれた
目が覚めた彼の目の前にはピンクのウサ耳コスチュームをした弟の姿が―
※オーバーラップ文庫第2回新人賞第1ターム1次選考落選作品
供養のため原文ままに投稿しています
ハーメルン、エムぺ!様にも掲載しております(文章は変わっていません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 00:00:00
92296文字
会話率:66%
パティシエであり洋菓子店を営む青年・自由(よりゆき)は、怪我や病気を治せる力を持っていた。彼はその力のせいで悩む。人を助けられる力だが、簡単に使ってよいものではないと止められて、けれどそれならば、何故こんな力があるのかと。悩んではいたが、そ
れを周囲に覚られず、飄々と過ごす自由。ある日、そんな自由の力を狙い、拳銃を持った男たちが店に現れて――。(第21回電撃小説大賞1次選考落選作です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-11 21:00:00
68837文字
会話率:36%
第21回電撃大賞1次選考落選の短編作品。
略してゴミ。以下でどんなゴミかを説明するぜ!
二〇一三年の「アルファ流星群」の観測以降、プラスアルファと呼ばれる超能力者が現れ始めた時代。その力で自殺志願者専門の殺し屋を営む呉井最愛(くれいもあ)
は、仕事に飽き飽きしていた。無気力を精神疾患にこじつけ刺激欲しさに精神科のドアを叩くも、そこは依存性の高い精神薬で患者を薬漬けにし暴利を貪る悪徳病院だった。まんまとしてやられた最愛は腹を立て医者に重傷を負わせてしまう。結果、警察に逮捕されてしまうのだった。傷害はもちろんのこと殺し屋で生計を立てていることも筒抜けであり、このままでは良くて無期懲役、最悪の場合死刑となる。もう駄目だと思ったそのとき、刑事があらぬ取引を持ちかける。「俺ら警察のやばいネタを握っているある男を始末できたら、今回の件は見なかったことにする」と言った。即座に承諾した最愛の前に現れたその男「レキソ」は「死ねない男」なのだと刑事は言う。それでもやるしかない。最愛は彼の殺害を試みた。結果は失敗。そして最愛は能力を失ってしまう。それは刑事とレキソの策謀だった。レキソは他人の能力を吸収する能力者だったのだ。刑事がプラスアルファに対する憎しみを吐露したそのときだった。仲間であるはずのレキソが刑事を失神させる。そしてレキソは今度こそ、最愛に真実を告げるのだった。レキソは自殺志願者の宇宙人だった。二〇一三年のあの日、宇宙から地球に落下する自殺を試みたのだった。地表に衝突した彼はバラバラになったがなおも生存本能を働かせ人間体を再構築、人間社会に紛れ込み、失われた自信の一部である「プラスアルファ」を取り戻すための生活を送っていた。「君がその最後の一人だ。僕はもう一度死ぬつもりだが、その前に迷惑をかけた人類に償いたい」と彼は言った。「君に対してもだ。願いごとはあるかい?」「能力の無かったあの日に戻りたい」彼は能力を使い「能力の無い別の世界軸」へ彼女の魂を転送したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-13 00:30:30
15670文字
会話率:21%
運命の赤い糸を見ることができる大学生、橘健太郎。今日もその能力を武器に、あちらの合コンでこちらのイベントでと右往左往の大活躍。
しかし気づかぬうちに彼は事件に巻き込まれていくことになる。
※ブログで連載していた小説の転載です。某小説大
賞1次選考落選作品ですが、楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-10 21:23:26
64921文字
会話率:25%