母親譲りの白金の髪と碧い瞳をした少女、八橙 理亜。
成績優秀、文武両道、抜群のスタイルと日本では珍しい目を惹く容姿から男子女子問わず人気のある女子高生のお話。
一言で言い表すなら《高嶺の花》という言葉が似合う彼女。
今年、3年を迎えても告白
の嵐は入学当初から変わらず、撃沈する男女は数知れない。
そんな彼、彼女たちは言った、『八橙さんと付き合える男が羨ましい』と。
その言葉を聞いて八橙 理亜は今日も呟く。「誰も恋人が"男"なんて言ってないわ」
これは絶世の美女と囁かれ《高嶺の花》として過ごした少女が周囲に隠れて年上のお姉さんと過ごす1日を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 02:37:38
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会話率:34%