誰も知らない地下深く。
そこには黄金都市ジパングがあった。
全ての物は黄金で出来ており、ありとあらゆる財宝が存在する。
ただ一人そこに暮らし黄金都市を再建する事だけに人生を捧げた者。
黄金の骸骨に魂を宿すジパングの末裔。
人の身を捨て黄
金で象られた骸骨に魂を宿し一千と五百年。
しかし、幾ら体を保っても魂の摩耗だけは止められず命を失うその瞬間。
異世界より転移させられてきた瀕死の男に自分の黄金の体を譲り渡す。
男はいきなり与えられたこの境遇の中で何を感じどう生きるのか?
これは黄金郷と呼ばれた都市ジパングの末裔からその全てを渡された元日本人がどう生きるかを描く物語である。
・・と思う。
・・・だったら良いなぁ。
(・w・)つ旦 まあお目汚しかと思いますが良ければどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 21:00:00
3976文字
会話率:14%
『瘴気』によって覆いつくされた世界、人々は『瘴気』を遮るために『壁』を作り、外界と隔離した。
それにより数々の都市国家が形成され、『壁』を境に内側を「楽園」、外側を「魔界」と呼ぶようになった。
「楽園」はやがて交流を持つようになり、
国際機構『理想郷連合』を組織するにまでいたった。
その功績を陰で支えてきたのが、『瘴気』への耐性を持ち、且つ異能を操ることの出来るものたち、人呼んで『サムライ』であった。
都市国家のひとつである「黄金都市ジパング」では、そんな『サムライ』を育成する公共機関「ジパング武士専門学校」があり、日々勉学や訓練に励んでいた。
そんな学校を舞台に、主人公である少年ロキの活躍や苦難や青春を描いた痛快学園ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-05 23:58:49
7357文字
会話率:33%