我が校には現実には存在しないと思っていた完璧超人がいる。
生徒会長の高倉志津音、3年生の先輩だ。
完璧超人、というだけあって、勉学・運動・容姿・礼節に至るまで全てが完璧。個人が誇るスペックの最高峰と言ってもいいだろう。
だがそんな彼女は完
璧であるが故に、孤高の存在であった。
自他ともに校則などに厳しい彼女は生徒たちから畏怖の対象であり、裏では「人の気持ちが分からない人」などと言われていた。
そんな彼女だが……ペリッと蓋を剥がしたら、あら大変! 続きは本文で!
※この小説は、アンリさん主催の「クーデレツンジレドンキュン」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 01:26:00
6889文字
会話率:22%