大天災、第二次パンデミックを経た人類は疲弊していた。
ダンジョンからあふれ出る強力な魔物たちを前に唯一対抗が可能な"特殊錬金術師"達は数を減らし、今尚驚異にさらされ続けている。
人々は対抗策として多くの特殊錬金術師を作る
術を模索していた。強化、ホムンクルス、そしてキメラ。
すべては魔物に対抗できる力を得る為。
人類を救う事ができる力を得る為。
そんな中、ある時、ある場所で青年は目を覚ます。
「……名前はタツヒト……だと思う、それ以外は……」
ここがどこかも分からず、どうしてこんな所にいるのかも分からない。
青年は歩き出す。その先にある苦難を知りもせずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-16 01:12:55
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会話率:32%