ある日、目が覚めると知らない部屋にいた。
ここはどこだ?と思っていると声がかけられる。
「ここはヒューズ王国だ、異国の勇者よ」
なんと俺は異世界転移してしまっていた。王国は魔王領と隣接しているようで魔王を倒してくれと依頼される。」
「ラン
ニング五十周」
「無理だろ。もっと減らしてくれ」
「五十周だ」
「なあ、おい」
「五十周だ」
「分かったよ!!」
「この本を読破してください」
「多すぎません?」
「頑張ってください」
「無理だって」
「頑張ってください」
「お前もかよ!!」
この国の人たちは何故だか俺の言う事を聞いてくれない。
くっそこうなったらさっさと魔王倒して地球に戻ってやる!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 07:01:15
3781文字
会話率:61%