魔法とか超能力とかそういうの、絶対あるって信じてた!
でもこんなにハードなんて思ってもみなかった……。
根暗だった自分を変えようと、どこか自分を隠しながら高校生活を送っている名倉隼瑠に、ある日ヒゲ面の中年男が手を差し出した。
あれ? さっ
きまで同じクラスの気になるあの子だったよね?
「ここよりもっとスリルのある世界でさ、暴れ回って救世主やってみないかい? 給料もそこそこ。どう?」
なにそれ、物凄く胸が鳴るんだけど。
超絶怪しい佇まいのおじさんに微塵の不安も感じないんだけど。
強烈な誘い文句に手を引かれ、そうして隼瑠はクラウディアンになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-23 12:21:29
3516文字
会話率:19%