ベッドに寝ていた俺にボロボロの美少女魔性使いがのしかかる。
今日も二度寝にしゃれこもうとしていた遅刻常習犯の高校生神坂新はそのモノの柔らかさに目を覚ます。友人や母親に裏切られた少女レイラを彼はその境遇から家に受け入れることにするが……、
彼女は新の問題に気付く。そう部屋が汚すぎるのだ。次々とあらわになる新の欠点、そして失態、彼女は決意する。もう彼を一から教育するしかないと。
そんななか彼女は高校というものの存在を知り、新に頼み無事編入することに成功する。曲がったことが嫌いで、少々空気が読めないレイラ。親友との和解、幼馴染との料理対決、果てには新入りのメイドとの対立にまで発展する。そんなレイラはついに新と父親との関係に踏み込んでいく。だが、いつも通りにはうまくいかない。なにせ、彼女は魔法使い。ひっぱりだこになる彼女。だが、便利なものにはデメリットもある。
振り回されつつも彼はレイラの魅力に気付き、次第に恋心に発展していく。それに引き換え、当の本人はいまだ彼を教育の対象としかみていない。
新を再教育によって立派に仕立てようとするレイラ。
レイラを振り向かせようと奮起する新。
二人の距離はいつになったら縮まっていくのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 22:31:25
15050文字
会話率:44%
魔性使いのご主人様と、そのご主人様に拾われた小さな妖狐のぼく。
それから先輩魔性の風精と、ご主人様の弟子の幼い人間。
ご主人様と一緒にのんびり暮らすぼくら魔性と人間の、特に世界を救う気もない物語。
「世界を救うだなんて面倒な事する気は
無いけど、家族の為ならついでに世界くらいは救ってあげても良いよ。面倒だけど」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-21 13:56:05
310文字
会話率:40%