昭和××年、娘の小夜が難病に罹った。 一変する生活、小夜の生存確率は30%──
※これは作者が幼い頃難病に罹った時の、父の手記を元に、作者が修正、加筆したものです。父はすでに他界しております。 ※ノンフィクションですが個人名、団体名、商品
名等はすべて仮名です。
タップノベルでも公開していますhttps://tapnovel.com/stories/12128(こちらはドラマ仕立てにしており、若干内容が違います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:00:00
118498文字
会話率:21%
当時私の長男が5歳のときにはしかを発端にして麻疹性脳炎、髄膜炎、髄炎、肺炎を一度に患いました。
どの一つを取っても5歳の子供には「致命傷」です。
担当の主治医からは90%命の保証も無く残りの10%は植物人間となり車椅子での生活を宣告されまし
た。
この物語は長男の発病からこん睡状態に至り回復までの90日間を綴った記録です。
同じ症状の子供を持つご家族の方への一助となればと思い筆を取りました。
現在彼は、その後のリハビリの効果も手伝って、全くふつうの子と変わりません。
その彼の軌跡(奇跡)を、みなさんに伝える事により世の中の同じ症状をもつ子供のご両親に少しでも心のささえになってもらえれば幸いと思っております。
この話はすべて実話でみのもんたさんの「アンビリーバブル」にも番組化されました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 23:46:20
28391文字
会話率:20%