夜遅く、恋人のオリバーの従妹ジュリアの送迎を終え、「ふう。さ、帰ろ」と、魔動車を発進させようとした、主人公クレア。早く家に帰って、さっさと寝ようと思っていると、ジュリアと入れ違いに家から出て来たオリバーに呼び止められた。
お礼でも言われる
のかな?と思ったのに、そこで言われたのは、「君が悪い」と言う言葉。
「は?」と、プチンと切れたクレアはさっさと恋人に別れを告げ、新しい恋を探す事に。次こそはいい男を!と思っているのに・・・。駄目男ホイホイの主人公がやばそうな男にロックオンされるまでのお話。
(全八話、番外編一話)
作者の別作品の異世界と同じ世界観になります。「浮気をされた見習い魔女は今日もポーションを作ります」登場人物、時間軸は違います。世界観だけが同じ、完全別作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 17:44:23
84943文字
会話率:49%
ミランダは、見たことのない封蝋が押された姉宛の手紙を二度見する。
差出人は、ある意味有名なマルンナータ伯爵の息子だった。
──嫌な予感しかしない。
なぜならばそう、姉のリュシーは無自覚の「駄目男ホイホイ」だからだ。
ミランダの予感は的
中し、リュシーがその駄目男と結婚しようとしていることを知る。
お父様から生まれたとは到底思えない、賢く美しく慎み深くそれでいて慈悲深い、我がヒラクスナ男爵家の唯一の誉れである、お姉様と駄目男が結婚?
──許せるはずがない。
ミランダはいつも通り、大好きな姉目当ての駄目男を寝取ることにしたのだった。
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10028文字
会話率:33%